>>418
>歩兵操典
>656
>連隊砲は、敵の重火器、特に大隊砲の威力の及ばざる目標、
>時として砲兵の火制困難なる地区の近き目標、其の他必要なる目標を射撃し、

大隊砲が曲射可能な火器である以上
「大隊砲の威力の及ばざる目標」は射程が届かないか、堅固な物かって話になる
また「砲兵の火制困難なる地区の近き目標」
つまり砲兵が来ない、当てに出来ない、難しい的への近距離直射武器でもある
(例えば友軍の近くには砲弾は落とせないわけで)

そして歩兵操典でわかるように速射砲は大隊配属砲であり、連隊砲ではない
つまり連隊司令部の判断で最重要地点にその場で投入を決意できる武器ではない
ある程度の直射射程と威力を有する41式山砲は
事前の攻防や配備計画の齟齬をその場でフォローできる火器でもあるのだ