文献資料によれば20世紀末のジェット戦闘機でさえ既に地上管制の支援で目視のみでは飛行などできない高度と距離で戦っていたとあります。

我がコスモタイガーUも母艦の管制システムよりの情報や自機のレーダーのデータを元にキャノピーや照準器に敵機や僚機の画像を仮想表示してパイロットの空間把握を助けるシステムをとっております。
但し戦闘機の戦闘距離はその高い機動性による空戦時の未来位置推定の限界があり、パルスレーザーの弾着まで0.01秒未満の距離とするよう指導されていることも確かであります。
これは人間の知覚能力では発砲と同時に弾着しているように認識されるほどの近距離です。

因みに最近まで40年以上軍機とされていたことですが、仮想表示される機体が多い場合、
時にシステムの処理能力の関係で例えば僚機パイロットの腕がキャノピーからはみ出しているように仮想表示されてしまうバグが対白色彗星帝国戦時に発生したことが報告されています。
また対ディンギル帝国戦時においては、戦艦の長距離砲撃が放物線を描いているように損傷した戦闘機のキャノピーに歪んで仮想表示されたとの未確認情報もあります。