http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2054507641.html

川西町に本社がある自動車部品メーカーが、15年間にわたり、一部の製品に使う部品のデータを書き換えて出荷していたことがわかりました。

データの書き換えを行っていたのは、川西町に本社がある自動車部品メーカー、GMBです。
会社によりますと、自動車の車輪などに動力を伝える「ユニバーサルジョイント」と呼ばれる
製品の一部について、実際には中国製の部品を使っていたのに、
工業製品の安全性を示すJIS=日本工業規格に適合した自社製の部品を使っているとデータを書き換えていたということです。

ことし3月に行われた内部監査で問題が明らかになり調べたところ、書き換えは15年にわたって行われていたということです。
この部品は国内外にある21の自動車部品メーカーに出荷されていたということですが、GMBによりますと、品質や安全性への問題は確認されていないということです。

GMBは「大変遺憾で深く反省するとともに、お客様や関係者に多大なご迷惑をおかけし、深くおわびします」
と陳謝したうえで、今月10日に予定していた3月期決算の発表の延期を決めました。

ふぁーっ