1918. 10. 26
ルーデンドルフ解任

 軍事独裁政権との交渉を拒否したウィルソンの返答を受け、ドイツ帝国宰相マックス・
フォン・バーデン大公はルーデンドルフの解任を要求した。
 ルーデンドルフは自らの解任に同意しなかったが、皇帝が決を下し、この日ルーデン
ドルフは参謀次長(兵站部総長)を解任された。後任にはグレーナー将軍が就任した。
ヒンデンブルクはその地位を保った。

 ルーデンドルフはしばらくベルリンにいたのち、世情が騒然となるのを見て身の危険を
感じ、スウェーデンに亡命した。