>>261
アメリカ外交筋の示唆を受けてマックス宰相が退位問題の再検討に入った段階(10月末)
SPD内ではエーベルトは反対してる。
10月31日の閣議では中央党のエルツベルガーが反対してるけど、彼も自発的退位には反対していない。
おそらくこの日、または前日に退位問題での閣僚のコンセンサスが取れた。
キールの水兵反乱がベルリンに伝わったのは翌1日だが、同日にはマックスは大本営の皇帝に退位を薦めてる。

退位問題は既に閣内の多数意見となっているから、
「水兵の反乱によって」ベルギーの皇帝に退位を迫ったというのは必ずしも正確ではないのでは。
(あと蛇足だが、この時点では皇帝退位≠帝政廃止。孫王子のヴィルヘルムがいちおう後継候補)