1962年のキューバ危機と1914年の7月危機の対比は少し興味深いね。
核戦争を回避した1962年の時は、責任者=決定者が明確だったことが一番大きいかな。
ケネディとフルシチョフ、ヴィルヘルムとニコライとの当事者意識の違いというか、さらに言えば閣僚・幕僚達の当事者意識にも差があった。
他に惨劇が予想されていたのは共通だが、1962年の方はヒロシマ・ナガサキの実例があったのも大きいかも。核戦争をしたことは無くても、ほぼ確実に結果が見えていた。