アメリカ海軍の戦艦はコロラド級に至るまで長年21ノット程度の低速戦艦が続いて
日英の戦艦のような高速化の動きが海軍休日明けのNC級まで無かったのは
来たるべき対日戦でフィリピン救援のために本土〜フィリピン間のような長距離巡航が必要とされるために
戦闘速力の低下を忍んででも航続距離重視の機関にしていたためであると説明されます

しかし、未成に終わったレキシントン級巡洋戦艦は予定最大速度が33.3ノットにも関わらず
カタログスペック上の航続距離は低速戦艦達と同等以上の巡航10ノット12000海里になっています

長年低速戦艦では実現出来なかった最大速度と航続距離の両立が
何故、コロラド級と同時代かつより排水量が大きいレキシントン級ではあっさり実現出来ているのでしょうか