朝鮮半島の軍事情勢は、純軍事的な「戦域戦略」と「国家戦略」が乖離してる興味深い例。
戦域戦略の思考では、首都を北朝鮮軍の衝撃力が及ばない郡山以南に置くのがセオリーだが、
歴史文化的な要請からソウルに置かざるをえず、それを維持するために「対砲兵戦」が戦略的要求になり米韓連合軍の主要な関心事になってる。

この状況で、米韓連合演習の無期限停止が宣言され、在韓米軍撤収に大統領が言及した。
軍事的バランスがどう変化するかやや不謹慎ながら興味は尽きない。
ペンタゴンは抵抗してるようだけどね。