> 武田:戦時下のペットについては、こんな話もあります。
> 朗読:田中泉
“母が拾った猫を飼うことを許してくれた。私のごはんを分けてやることが約束。
> ミーコは大きくなったが時々、手足に切り傷をつけて帰ってくるようになった。
> ある日、手紙が首にくくりつけてあった。この時代に猫を飼うとはぜいたくです。
> もう少し太ったら、猫鍋にして食べようと楽しみにしていますと、書かれていた。”
> 武田:やっぱりペットを飼うのも厳しい時代だったんですね。

田舎だとムラ社会なので「どこそこの家で肉を食っていた」という噂がその日のうちに広まるので
うかつに戦時中は肉など食えなかった。うちの地域は出征する人の家には優先的に肉を分ける風習はあった。