今更だが、いずも型+F-35Bの戦略的な意味についておさらいを

冷戦時代も含めて長らく海自は第七艦隊の補完戦力と言われていたが、それでは何を補完していたのか?
それはウラジオに居る旧ソ連の戦略ミサイル原潜を日本海に封じ込めることにより米国への脅威を除くことだった
有事になれば四海峡を封鎖するのが海自の主任務で、だから護衛艦は四セット、潜水艦も四セットを整備していた
そして空自が艦隊のエアカバーを提供する

時が過ぎウラジオのロシア戦略ミサイル原潜は絶滅状態
実質、海自の四海峡封鎖は終わりを告げた
だが新たな脅威として海南島を根城にして南シナ海を遊弋する中国の戦略ミサイル原潜が登場
だが南シナ海は日本から遠くて護衛艦のエアカバーが沖縄からでも届かない
そこで護衛艦のエアカバーに軽空母と艦載機が必要になった
重ねていうが南シナ海が海自の主戦場になった

米国を守ることは日本を守ることに直結する
日米の戦略が変わったことが理解できないと、ppZのようにトンチンカンなことになる