>>668
本邦は長くMH-53Eを運用してきたが、その間ずっと米帝から供給される部品の不足・納期遅延に悩まされ続けてきた。
米帝本国でも、CH-53系列は部品の短寿命あるいは消費過多がしばしば問題視されたが、国内生産の強みで輸出用部品の国内振替で切り抜けていた。
その振替の犠牲になったのが海自向けMH-53E用部品であり、つまり米帝からの供給不足も納期遅延も米帝本国優先で部品供給されたことが原因だった。
海自はこの件を重く見て、米帝が採用予定だったCH-53Kを蹴ってヨーロッパ製のEH-101をMCH-101として後継に採用した。
故に、米帝ではCH-53の直系機体であるCH-53Kが現役で運用されてるのに、本邦ではMH-53は全て退役してしまった。

さて、SPY-1の新規要求生産が終了した現在、SPY-1用部品は何処向けが優先されるのか、少し考えれば予想可能では?