RSBC1巻の第三次大戦前年に、まだ7式戦車がCR-3という名称で富士の戦車学校で試験中だった頃、
国民党政府軍は7式を数百両単位で大量購入する予定だったと書いてありましたな。

日本にしてみれば高価な新型戦車を真っ先に大人買いしてくれる大事な顧客でしたが、それも翌年の
大戦勃発によって7式の大陸輸出ところでは無くなりましたが。

しかし大戦が終結すると、逆に日本軍は大量の余剰戦車を抱え込む羽目になるし、特にドイツ軍相手では
大戦後期には陳腐化した7式戦車も、大規模な機甲兵力を持たない共産党軍相手には十分過ぎるぐらい
だろうから、戦中の輸出ドタキャンの埋め合わせの意味でも、大量の7式及びその改良型が国民党軍に
格安で大量供与されたかも。