>>545
>>560
一方でこんな意見もあったり。

2018年9月13日 / 11:13 / 9時間前更新
コラム:バブル後の日本、企業凋落でも「勝ち組」の訳
Edward Hadas
https://jp.reuters.com/article/japan-stocks-breakingviews-idJPKCN1LT06L

[ロンドン 12日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 2008年の金融危機で世界株式市場が崩壊するはるか前、
1990年の日本は、株価と不動産市場の暴落に見舞われた。

10年前に起きたグローバル金融危機の経験からすれば、そのとき日本は数十年は続く混乱の中に叩き落されていたはずだ。
だが、そうはならなかった。
(中略)
だが、一国の経済は、株式市場やトップ企業だけで回っているのではない。巨大な金融危機が、日本人の生活に
与えた影響は驚くほどわずかだった。

国の繁栄を示す最も簡単な指標である1人当たり実質GDPは、日本の場合、1988年から1998年にかけて18%増加している。
国際通貨基金(IMF)のデータによると、これは、他の主要先進国6カ国の平均17%を上回っている。これらの国は、
同期間にバブル崩壊を経験していない。

また、金融危機のダメージが長引くこともなかった。IMFの2018年予測値を見ると、日本の1人当たりGDPは、
この30年で41%増加。これはフランスと同じ伸び率であり、日本以外の主要7カ国(G7)の平均44%をわずかに下回る程度だ。

さらに素晴らしいのは、こうした尊敬に値する成長が、明らかな副作用を伴わなかったことだ。日本の失業率は安定して低位にあり、
格差問題も限定的であり、医療費負担も先進国で最低水準にある。
(中略)
世界のトップ企業は、こうした栄光の一端をもたらしてくれる。もし、それが目標であるならば、日本は大敗しつつある。
だがいまや、個人の快適さの追求に焦点は移っている。その基準でいけば、日本はいまだに世界の勝ち組なのだ。
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