新たな伝統武芸の始まり
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由来記(記事抜粋)
軽トラに乗り何度も練習、伝統の流鏑馬が復活へ(読売 2018年09月24日 23時49分)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20180924-OYT1T50137.html
 2016年4月の熊本地震で被災した熊本県阿蘇市の阿蘇神社の流鏑馬が25日、3年ぶりに復活する。
秋の収穫に感謝する「田実祭」で毎年行われてきたが、地震で楼門が倒壊して走路の安全を確保できず、
中止を余儀なくされていた。射手らは「久しぶりの祭事を見て、復興を感じてもらいたい」と意気込んでいる。
 12日夜、阿蘇神社境内で、阿蘇中央高馬術部OBでつくる同神社流鏑馬射手会(約30人)の会員らが
練習に精を出していた。本番以外では馬で参道を走れないため、荷台に木材を組んで馬に見立てた軽トラックを
時速30〜40キロで走らせ、的を狙う。約2メートルの弓を手に何度も参道を往来し、矢をつがえる動作や力の
入れ具合を確認した。
 25日は午前10時から神事があり、正午頃から流鏑馬を奉納する。(峰啓)