現実から目を背けて妄想で軍事を語るお花畑が多すぎ。

集団的自衛権と徴兵制はセットだよ。現状の常備戦力では海外派兵できないので徴兵制は導入されるにきまってるじゃん。


集団的自衛権を行使するということは、日米安保条約を双務的な軍事同盟に転換させ、全世界規模で展開される米軍の軍事行動に
自衛隊が参戦する義務を負うということを意味する。

日米安保条約は条約そのものは改定されていないが、政府間合意の外交協定でその機能も、対象も、中身も、解釈も、双務的な軍事同盟に変質してる。
日本は憲法9条の制約から集団的自衛権を行使できず、個別的自衛権の行使に限定されていたので、アメリカの戦争に参戦する義務を回避してきたが、
憲法解釈の変更で、集団的自衛権の行使が合憲とされた。

→日本は日米同盟を履行し、米国の戦争に参戦する義務がある。

自衛隊は三個師団(18000〜24000人)を海外派兵すると戦力が枯渇して、現状の軍団戦力を維持出来なくなる。
(自衛隊の1個師団定数は諸外国の旅団程度の編成に過ぎず、1個旅団は連隊戦闘団程度の戦力しか保有してないため、
陸自は3個師団を編成しないと軍団の最小ユニットを確保出来ない。)

3ヶ月のローテーションで三個師団を派兵すると、派兵が開始された時点で次に交代する三個師団の編成が完了し、
その次の三個師団の編成が開始されてなければならない。

損耗予備と兵站支援でさらに1〜2個師団、半年間の派兵で10〜12個師団が動員が必要。

現代戦において、歩兵は役に立たないというのも間違いだからな。米軍が911以降に展開したテロとの戦いは歩兵が主力だ。
民間居住区に潜むゲリラをハイテク兵器で攻撃することは不可能であり、占領政策、治安維持にはとにかく歩兵の頭数が必要になる。
イラク戦争とアフガン戦争の期間を通じて米軍はのべ100万人の兵力を投入したが、戦争と占領政策の長期化で兵力不足が
顕在化し、州兵・予備役が枯渇する寸前まで追い込まれた。