>>274
>実写版『アイドルマスター』を3周した男の告白、私たちは既に「アイマスKR」の登場人物だったのです──

「このバカは一体何を血迷っているんだ???」と思ったけど、こうしてきちんと説明されるとなるほど、韓国版実写アイマスは
単に設定のガワだけ借りた薄っぺらなパチモンではなく、中々凝った構成と世界観なコンテンツだったんですな。

もっとも本家日本のアイマスユーザーと、韓流アイドルドラマは根本から訴求対象がマッチしないから、ゼノグラシア以上の
超黒歴史扱いされガン無視されてましたが。

とは言え、確かに韓国版実写アイマスは日本の同種のアイドルドラマと比べれば、歌やダンスでかなり頑張っているようであり、
その意味では良心的な意欲作かも知れませんが、他の艦流ドラマ同様に裏切りや仲間割れや大喧嘩を絶え間なく挟み込んで
「これが人間ドラマだー」なんて作り方をされても、それは日本のアイマスユーザーの求めるそれとは絶対違うよなと。

確かにアニメ版のアイマスやシンデレラガールズでも、メンバー同士の不和や嫉妬や不幸や引き抜きはありましたが、
それがメインテーマだった訳でもなく、もっとポップでポジティブな作品世界でありましたしな。

ぶっちゃけ「俺が金払って観たいのは、贔屓のキャラが楽しくキャッキャウフフする事なのに、なんでフィクションの世界にまで
現実の一番嫌なものを持ち込まれて嫌な気分にならなきゃいかんのだ!?」という事ですしね。

そういうシリアス展開もストーリーの起承転結として必要に応じて入れるのはアリとしても、ヤマカンのWuGみたいに
「オラオタクどもめ、これが現実のアイドルの世界の厳しさなんだよ!」みたいに鬱展開を続けられると、やはり辟易しますが。