F2後継開発、主体は日本 防衛省、中期防明記へ
2018.11.5 01:00
https://www.sankei.com/politics/news/181105/plt1811050002-n1.html

 防衛省は2030年代に退役を迎える航空自衛隊のF2戦闘機の後継機をめぐり、年末に策定する
新たな「中期防衛力整備計画(中期防)」に、国内防衛産業の参画を重視する開発方針を明記する
方向で調整に入った。
日本が開発主体となることで、防衛産業の基盤維持や戦闘機開発の技術蓄積を図る狙いがある。
政府関係者が4日、明らかにした。

 防衛省はF2後継機の方針として(1)国産(2)国際共同開発(3)既存機の輸入−を検討してきた。
このうち既存機の輸入は能力の陳腐化が避けられず、見送る。純粋な国産開発もコスト、技術両面で
ハードルが高い。政府内の意見集約が進まず、中期防への結論の明記は先送りする可能性もあるが、
日本主体の開発方針は示す方向だ。

 F2後継機をめぐっては米軍のF22戦闘機をベースとする米国との共同開発案も浮上した。ただ、
米国主導となる公算が大きく、国内防衛産業が参画できる余地は小さい。防衛省幹部は「米国は
有力なパートナー候補だが、戦闘機の国内技術を維持・向上させるには日本が主体となって開発する
しかない」と話す。

 具体的には、三菱重工をまとめ役にIHI製のエンジンや、高性能半導体を使った三菱電機のレーダー
などの技術を生かした機体を想定する。性能面では搭載する戦闘システムや装備品の更新を容易に
行える拡張性や柔軟性を重視。高い制空能力やレーダー探知能力を追求し、F35Aと同等以上の
ステルス性も目指す。
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>戦闘機の国内技術を維持・向上させるには日本が主体となって開発するしかない」と話す。
その通りでございます。

いろいろな報道が飛び交っていましたが、結局は「国内主導開発」ということで収まりそうです。
いや〜、よかったよかった。