WW2直前期の戦車砲(短砲身榴弾砲ではない長砲身のもの)および対戦車砲の大口径化は
小口径37mm砲で戦車の正面装甲は基本貫通出来る時代

1930年代半ばにT-28AやマチルダIやルノーB1といった37mmを弾いてしまう重装甲戦車が出現

対抗して1930年代後期から47mm~57mmの中口径砲が出現

1940~41年頃にようやく中口径砲が普及
という流れかと思いますし
実際にWW2開戦時のソ連以外の列強の数的主力は37mmでした
しかし、ソ連だけは1932年から37mm砲を大型化し中口径に近い45mm砲を制式化し
直後に戦車砲にもしてT-35の副砲のみならず軽戦車のBTとT-26にも搭載してしまい
1930年代中期の列強の戦車砲は37mm揃いの中でソ連だけ45mmというソ連一強時代でした
そこで疑問なのですが、重装甲の仮想敵戦車もまだ出ていないのに
何故ソ連だけ5年近く早い時期から大口径化をしていたのでしょうか