最古級京町家消失「京都市に失望」元所有者自ら選んだ解体の道
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-00000009-kyt-soci
以下抜粋
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■京都市、公金支出に応じず
業者側は市との協議に応じ、建物解体を遅らせた。
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業者は「文化財に指定されていない点を確認し、一般家屋と同様の私有財産として購入した。工期を遅らせて協議したが、その間の税金や金利負担が軽減されることもなく、市への提案も断られた。これ以上の対応は難しかった」とする。
■「京都市に失望」自らの代で始末を
元所有者の代理人によると、市は景観面などから街の公共財として保存を求める一方、所有者が建物維持費や税負担などの軽減を訴えても私有財産として自助努力を促された。文化財指定して公開保存する方法はあるが、元自宅に多くの人に踏み込まれることには抵抗感があった。
代理人は「所有者側は、地域の歴史や文化と家を切り離し、とにかく建物だけを残すという市の町家保存活用の考え方にも疑問があった。所有者の悩みや思いを共有する姿勢を感じなかったことへの失望も大きい」と述べ、自らの代で始末する道を選んだという。
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「一部業者は『未指定のうちに処分した方がいい』と触れ回っている」
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近年の町家解体はバブル期を超える規模やスピードで行われている。
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口は出すし行動も縛るけど金は殆ど出しませんじゃこうなるわな。