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とはいえ、なまじ強烈で”生きた”キャラクターを創造してしまうと、そのキャラクターが独り歩きして
自己主張を始めてしまい、遂には作者の方を引き回すまでになると。

そんな馬鹿な事があるかと思うでしょうが、作者が苦心の果てに生み出した優れたキャラクターは、
もうそれは言われた通りの演技をするだけの操り人形では無く、作者の脳内で独自の主張を行う
独立した人格にも等しくなるのだとか。

逆に言えばそれぐらい明確な個性を持ち、かりそめでは無い生きた人間のそれに等しい個性を
有するぐらいでないと、読者を強烈に惹き付ける存在たり得ないという事でしょう。