>>471
全通甲板などSTOVL機の運用あるいは大量のヘリの同時運用を前提としなければ、まず採用されることはない。
ある程度以上の規模が無ければ費用対効果の点で割に合わないから。
特に戦闘用艦艇の場合、航空機搭載数が10機に満たないような艦で全通甲板が採用された例は無く、またハリアー登場以降に建造された全通甲板艦でSTOVL機の搭載が
一切考慮されなかった艦も無い。

ノウハウとアリバイ作り用と言うなら「ひゅうが」型こそが「いずも」型建造のためのアリバイ作り艦だ。
アリバイ作り艦と言っても後部エレベーターのサイズなど見る限り、F-35B運用を完全には諦めていない。
従来の防衛政策の延長で見る限り、空母型護衛艦などDDHの代艦としてしか造れないのだから次の空母などあと30年以上経たないと造れない理屈だ。
それを考えても「いずも」型建造が計画された時点でF-35B運用が考慮されていなかったなど100%あり得ない。

岡部いさく氏の発言など私も以前から見てはいるが、この件に関しては政府や防衛庁の意向を忖度して当たり障りのないことを言っているなという印象しかない。