中国念頭、安保に踏み込み=日独「歴史」超え (時事通信 2/5)

安倍晋三首相とドイツのメルケル首相は4日、日独間の安全保障協力の強化を確認した。
両国は第2次世界大戦でイタリアなどと枢軸国を形成した歴史を踏まえ、戦後は経済分野を中心に協力を進めてきたが、中国の台頭を睨んで
安保分野でも連携を深めるべきだと判断した。

「日独は国際秩序と世界の繁栄に向けてパートナーシップをさらなる高みに上げる時だ」。
安倍首相は会談の冒頭、防衛分野を含めた日独関係強化を提案。
メルケル首相は「日独は中国との関係も密接。その意味でわれわれの協力が大変大事だ」と応じた。

日本は近年、英仏両国と外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開催するなど、中国を取り囲むように欧州主要国との連携を拡大してきた。
ただ、ドイツとはこうした枠組みはなく、日本外務省幹部は「歴史的な経緯が影響した」と解説する。

軍事・経済両面で存在感を高める中国は欧州の関心が高い中東・アフリカ地域にも進出。
中国による独企業買収の動きが続き、ようやくドイツでも「中国への警戒心が出てきた」(日独関係筋)という。
メルケル氏は日本より中国を頻繁に訪れるなど「中国寄り」との見方があったが、日本との距離を一段と縮める必要性を感じたもようだ。(後略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000007-jij-pol

日本の2006年以降の極度の政治不安と中国の台頭で、ドイツの日本蔑視と中国オールインは決定的になりましたからな。
「毎年首相がコロコロ変わる国に来ても意味ないだろ(pgr」と露骨に嘲られ、2011年の東日本大震災と福島原発事故でドイツの左翼が物凄く
嬉しそうに「日本全土が放射能で汚染された」「チェルノブイリ以上の汚染地帯」と報道しまくったせいで、日本オワタの風潮は決定的に。

メルケルも毎年訪中する一方で徹底的な日本無視が続きましたが、流石に2015年になるとそうも行かず、渋々訪日するも大失敗。
それから4年後にまた訪日しましたが、メルケルの政治基盤は大きく弱体化し、中国オールイン外交が完全に行き詰った事で、経済に加え
安全保障でも日本との関係を再構築しなければならなくなりました。