隕石衝突まで恐竜は減っていなかった、新研究 | ナショナルジオグラフィック
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/030800149/

>彼らは大量のデータを使ってアルゴリズムを訓練し、3つのグループの恐竜を、土地の状況や気候の
タイプと結び付けた。生息地のモデルが得られたら、北米全域に目を向け、理論的に恐竜がすむのに
適した地域を探した。彼らのモデルは、白亜紀の終わり頃にかけて、北米の大部分が相変わらず恐竜に
とってすみやすい環境だったことを示していた。

>並行して、北米地域の中で恐竜の化石が形成されやすかったと思われる場所をモデル化した。当時
誕生したばかりのロッキー山脈から出た堆積物が、かつて北米西部を東西に分断するように覆っていた
海に向かう流れをシミュレートしたところ、白亜紀の終わりにこの内海が縮むにつれて、化石を保存
するのに必要な大量の堆積物もなくなった。

>キアレンツァ氏らはこのシミュレーションに基づき、北米西部で恐竜が衰退したように見えるのは、
恐竜が進化の物語から退場させられたからではなく、地質が化石記録を残すのに適さなくなったから
だと主張する。


ビッグデータで解析したところ、隕石は止めを刺したに過ぎないという説の反証が出てきたとの由。