>>83
【北海艦隊(中国)】
・戦隊・艦隊司令部じみたものは登場しない。
・戦場に司令部が無ければ最先任士官が戦場での指揮をとるのはむしろ当たり前。
・結果、広東の艦長が最先任指揮官としてそのまま艦隊指揮をしている。
・ただし、北海艦隊司令部は中国本土にあるので、描画はされないものの、司令部から全般指揮を受けている可能性はある。

【第5護衛隊群(日本)】
・幕僚(参謀)は登場しないものの群司令が座乗している。
・さらに途中からは、横須賀に置かれたJTF(統合任務部隊)からの全般指揮を受けている。
・「いぶき」の秋津艦長が群司令から許可を取ったり、艦長会議をしているシーンがある。
・訓練出動に際して幕僚が乗っておらず、そのまま実戦出撃となったため、結果的に各艦長や航空団長が幕僚を代行してる模様。
・秋津艦長が独断で命令を出しているように見えるシーンもあるが、いちいち許可をとるシーンを描いてもウザイだろう。
・結果、主人公特典で秋津艦長が命令してるように見えるだけとも考えられる。
・太平洋戦争中の南雲機動部隊が、専門家の源田参謀による「源田艦隊」と揶揄されていた実例もある。
・ちなみに南雲は逆に、司令官なのに艦長を押しのけ対空戦闘で回避のための操艦指揮でイキイキしてたなんて話も。
・そんなわけで、現実においてもトップとスタッフの関係って時に結構曖昧になる。

【結論】
・作中に描かれてる事だけが全てではなく、絵的に不要な楽屋裏は飛ばしてるだけで、実際には指揮系統が存在して上意下達が
行われてると思ってもいい。
・現実でも司令官の役目は「許可」する事だけで、実質指揮は参謀なり現場の先任艦長というケースはある。
・そもそも毎回「よろしいですね?」「許可する」なんて場面、そんなに見たい?必要?