>>847
まあ、そういうことなんだろうし
ここで間違いをあげつらう俺自身も、かいじはかいじってことだと了解してる。

ただ、漫画として鑑賞して評するとすれば、蘊蓄はプロットや演出の身にも骨にもなるのにそれが随所でスカスカなせいで薄っぺらさばかり感じるということになる。一言で言えば愛がない。

片渕監督のこの世界の片隅に に迫るものを感じた俺は
大戦時の広島や銃後の暮らしの大変さなんてほとんど資料に触れてないし、仔細に描写されたタイムテーブルの精密さも測れない。
だけど圧倒的な情報量をもちながら矛盾のかけらもない演出の濃密さは感じ取れる。かいじの作品にはそれがない。