10年位前から、西側(米軍)では「作戦術無用論」というもの出ていました、

いわく・・・
これからの時代は小規模紛争やゲリラ戦争が主体だ!その為、戦略と戦術の緊密化が発生する。すなわちストラテジックコーポラルである。
また指揮情報システムの発達で戦略次元の司令官が直接戦術を指揮できる。すなわちマイクロマネジメントの実現である。
これらにより大規模部隊の指揮の為にある作戦術は無用だ、時代に合わない、過去のものだ。

という感じのものでした…
(一時期、ディフィンスジャーナル等でも論じられていた)

こういうのも、西側が正しく作戦術を受容できていなかったから発生したものと思っています。
東側の認識では、部隊規模ではなく作戦を管轄する司令部の戦争次元における位置を根拠としているのでそんな議論は生まれない。
(米軍も、ここ数年、ようやくそちらの方向になってきた)

やはりソ連軍事科学は西側を50年、下手すると80年近くリードしているのである。
うらー。

(※ソ連における軍事科学とは科学技術だけを指す言葉ではない!)