国家安全保障政策/国家戦略研究スレッドPart2

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1JTAC
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2019/05/28(火) 20:17:15.39ID:6xOEVx5m
我国の繁栄と安全を守る国家安全保障政策とこれを実現する国家戦略を研究・提案するスレッドです。

○国家安全保障政策とは
国家の独立と繁栄を維持するために、主に軍事的な脅威などから国家を守る政策。国家は多様な価値観を包含しており政策は必ずしも他の政策・党派と整合するものではない。

○国家戦略とは
国家目的を遂行する最高位の観点から、平戦両時に政治・軍事・経済等の国力を効果的に運用する統一的・総合的・全般的な戦略。安全保障政策を上位構造とするが、政策上の不整合は国家戦略により統合が図られる。階層構造下位の戦域戦略、作戦、戦術の準拠となる。

○戦略の位相
国家戦略を構成する全ての位相(軍事・経済・文化・社会・科学技術etc.)を議論の対象としますが軍事を主たる切り口とし、それ以外の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

○戦略の階層構造
戦略を構成する全ての階層構造(世界観・政策・国家戦略・戦域戦略・作戦・戦術・技術)を議論の対象としますが、作戦次元以下の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「本質はdetailにこそ宿る。それは栄光無きものに非ず。」

○戦略と戦史
戦略とは一般的な法則が成り立つような分野ではなく、戦史において淘汰される複雑系・非線形・進化的なプロセスです。議論の根拠たり得る戦史上の事象(古代・中世・近世・近代・現代)を議論の対象とします。

○当スレッドのスタンスと地誌について
当スレッドは明らかにネット右翼(ネトウヨ)スレッドです。対象脅威を尊称で奉る趣味はございません。戦史・兵要地史の一貫性のため歴史的な略称(支那・北朝鮮・南朝鮮・米・英・仏・露・独他)を推称します。

○戦略思想家の格付け
●神様リスト
クラウゼヴィッツ、モルトケ、コーベット、リデル・ハート、マイケル・ハワード、J.C.ワイリー、エドワード・ルトワック、コリン・グレイ
●疫病神リスト
ジョミニ、フォッシュ、フラー、マハン、ドゥーエ、ハマン・カーン、バーナード・ブロディ、クレフェルト、ミアシャイマー

「勝利は既に(戦略次元で)確定している。卿らの上に大神オーディンの(作戦次元以下の)恩寵あらんことを。」

過去スレ:
国家安全保障政策/国家戦略研究スレッド
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/army/1535374656/l50
42JTAC
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2019/06/13(木) 01:02:09.95ID:jebrUQK6
>>41
ちらちら見ますが"CSBA"と聞いた段階でメンタルチェックが働きます。
これは「戦略」ですかね?
43JTAC
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2019/06/13(木) 01:18:44.14ID:jebrUQK6
アナロジーとして、冷戦時代の戦域戦略レベルの議論で、今の「インサイド・アウトサイド」を提起してるほぼ同じ系統の連中が、
NATOの欧州防衛で「縱深阻止」という概念を提唱していました。

ルトワックの論では、
「情報の非対称性」:縱深阻止を食らう方が彼我の損害を把握しやすく対策を立てやすい。
「連続システムの脆弱性」:SoSの観点から縱深阻止をかける側のシステムの方が複雑で脆弱。
敵対的な環境でのマニューバで本質的に不利。

今の「海洋プレッシャー」でもそっくり当てはまる議論かと。
44JTAC
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2019/06/13(木) 01:34:01.28ID:jebrUQK6
スレ趣旨からもう少しおっかぶせると、究極的には戦域戦略も作戦も戦術も技術も「国家戦略」、この場合だと特に「外交(同盟政策)」に寄与しなければならない。
アメリカにとっても西太平洋は遠く同盟国なしにプレゼンスは維持できない。死活問題です。

アンドリュー・クレピネビッチ一派の議論は、エアシーバトルのときから外交的なエンドステイトがあまり見えません。
んな非効率で高額な火力消耗戦に拘っているとアメリカサイドの同盟国の方が切り崩されてしまう。
現実的にこの十年で台湾とサウスコリアの去就は極めて怪しくなりました。
45JTAC
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2019/06/13(木) 22:01:16.36ID:WM0MWHeH
最近のステルス機という玩具を手にして受かれてる各国空軍に一言言いたいのは「航空優勢」って概念を忘れてないか?と。
長い時間かけて、しかも多大な犠牲払って「やっぱ航空優勢って大事だわ」と再学習させられるパターンが多いですが。

そもそも「空軍」って何でできたかと。
陸軍サイドが「航空優勢とらないと何もできない」と気づいて「空軍独立」に舵を切ったと言われます。
46JTAC
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2019/06/14(金) 10:34:48.33ID:YkIfx00N
この議論、B-1爆撃機の時代からずっと引きずってるような気がするんだよな。

ICBMの発達にともない戦略核の搬送手段としての「戦略爆撃機」は終焉しました。
ランド研究所、DoD総合評価局、CSBAが屁理屈こねようと。

そのとき、B-1(あるいは次世代B-2)の生き残りをかけて「縱深阻止」戦略(?)が出てきたわけですが。

ターゲティングの非現実性に加えて、本当に本当に「航空優勢」を取れない敵領土奥深くを某プラットホームで爆撃するので?
あるいは、非核の高額なグローバルストライクで打撃し続けるので?弾幕射撃でもやりますか?
あるいは、核?それだけは止めてw

今現在、アメリカ空軍の戦闘機、爆撃機、攻撃機は全世界で、全世界根刮ぎで1400機しかいません。
ジョン・ボイドの遺産の第4世代戦闘機が残っている今でさえ「航空優勢」下での統合作戦を遂行できるか微妙です。
これ以上、非現実的な高額プラットホームに手を染めたらA2/AD以前に戦わずして戦力規模の縮減により自滅する。
アメリカの覇権の終了です。
それをお望みか?
47JTAC
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2019/06/14(金) 10:45:34.52ID:YkIfx00N
アメリカが馬鹿やってる中で、日本の次世代F-3の議論がありますが。
どんな戦闘機が必要か?

ずばり「軽量・安価・低RCSの制空戦闘機」です。
双発+巨体+ウェポンベイの鈍重ステルス支援戦闘機(戦闘爆撃機)ではないな。
48JTAC
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2019/06/14(金) 10:56:58.31ID:YkIfx00N
別に支那とも、いつまでもいつまでも冷戦を続けるべきとは思いません。彼らに「民主化」してもらえば良い。
若干、リアリズムの邪心を追加するならば「幾つかに割れて」もらえれば最高です。
その分割国家ごとの「民主化の度合い」に応じて日本は新たな外交関係を構築すればいい。

そういうエンドステイトを求めるならば「支那本土のターゲットの打撃」は少なくとも目的ではない。コントロールの手段であるべきです。
となると、他の代替手段と総合的に検討すべきでしょう。
「ネットアセスメント」の御神託ではなく「戦略の階層」構造に基づく散文的なウォーゲームによって。
49JTAC
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2019/06/14(金) 12:49:03.79ID:wTXx3Qky
弱小都市国家(?)・香港の民主化運動ですが、心情的な同情に加え、
リアリズムな側面でも「情報戦略」上の「利用価値」があります。
敵の政治的な内部分裂ほど情報屋にとっての「掻き入れ時」はありません。
香港民主派と「飲茶」でもしながら「支払いはドル」で済ませ協力関係(諜報網ともいう)を構築してはどうか?
マルドメ的に言えば「情報ドメイン(?)のスタンドオフ」です。

「支那ヘイトのネトウヨ」にとって「戦機きたれり!ジーク・ハイル!」と叫びたくなる状況ですが、
日本のエセ情報コミュニティの中で「状況」を活用しようという動きは寡聞にして。
何も高額なインフラをアメリカから買うことだけが情報戦略では無いと思いますが。

日露戦争時、明石元二郎はロシア国内の諜報網構築に成功しましたが、
そのペネトレイションポイントが当時ロシアに併合されてた「フィンランド独立派」だったことは記憶を呼び起こす価値ありかと。
見かけの大小ではなく、敵の政策的パラドックスの「業の深さ」にこそ漬け込むべき間隙があります。
50JTAC
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2019/06/15(土) 14:44:15.20ID:hZr+lliG
航空戦略学派(戦略爆撃学派)の始祖、ジュリオ・ドゥーエ、ミッチェル、トレンチャードには共通点があります。
第一次世界大戦初期のパイロットで有視界で敵地上軍を偵察もしくは爆撃した経験があります。
彼らの独立空軍、空軍至上主義、あるいは航空地政学的なドクトリンも全く根も葉も無いものではなく、第一次世界大戦での自身達の経験にも裏打されています。
51JTAC
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2019/06/15(土) 14:49:53.97ID:hZr+lliG
ところが、第一次大戦も末期になると航空機にとっても恐るべき状況が生まれる。
一つは強烈な対空砲火。これにより低高度での有視界爆撃などというのどかな戦争は消滅しました。

第二次大戦でも爆撃機はどんどん高高度に追いやられ爆撃の費用対効果は低下していった。
(急降下爆撃機つうものもありましたが、損害は夥しい。)
2019/06/15(土) 15:27:37.60ID:hZr+lliG
もう一つは戦略爆撃には直接寄与しない戦闘機による「航空優勢」の争奪です。
これもドゥーエが考えていた「制空」とは微妙に異なり、一定空域内で航空戦力比に2倍強の差がついてしまうと劣性側は「爆撃機」含めてほとんど活動できなくなってしまうという。

これも第一次世界大戦末期の1917、1918の航空戦で既に顕在化し激しい航空撃滅戦を展開しました。
53JTAC
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2019/06/15(土) 15:42:12.14ID:hZr+lliG
ドゥーエ、ミッチェル、トレンチャードには暗黙の前提があります。
それは「全ての航空機は地上軍に比して優越する速度・高度により戦略目標上に到達でき、有視界で正確な爆撃ができる。」

これは第一次世界大戦、第二世界大戦を通してほぼ実現しませんでした。
一部、爆撃「精度」については湾岸戦争以降の精密誘導爆撃により形を変えて実現し、
これをルトワックは「戦略的エアパワーのルネッサンス」と読んでいます。
逆に言えば、日本に蔓延している幼稚な「制空権」思想と裏腹に今やっと「暗黒時代」を抜けて「ルネッサンス」に到達したということです。
54JTAC
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2019/06/15(土) 15:54:58.08ID:hZr+lliG
「独立空軍」による「航空優勢の争奪」というのは、ある意味「陸軍のワナ」ですw

こうやって、空軍同士、航空優勢を争って拒否しあい、さらにファイタースイープ、エスコート、SEAD、スタンドオフジャマーとソーティ数を分割していくと、
地上の戦略目標や陸軍への爆撃ソーティ数がどんどん低下してしまう。
ステルス化したらしたで機体は高額化し兵器搭載数は低下し航空機の戦略的インパクトはやっぱり低下します。
このへんはクレフェルトが「エアパワーの時代」という何とも皮肉なタイトルで書いています。
55JTAC
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2019/06/15(土) 16:40:14.35ID:mJLQ3qQN
メタ理論ですが、太平洋戦争時の連合艦隊司令長官・山本五十六は、かなり強度のドゥーエニスト「全ての航空機は戦略目標に到達可能」だったのかな?と。

統合作戦だの何だのと「汚れて」しまった現代人から見ると、MI(ミッドウェー)作戦は目的も方法も手段も意味不明に見えますが、
ピュアな戦略爆撃学派、初期のドゥーエニストの思想を前提とすると一定の合理性があるのに気づく。
56JTAC
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2019/06/15(土) 17:00:21.70ID:mJLQ3qQN
まずミッドウェー攻略段階ですが「南雲機動部隊の全ての航空機はミッドウェーを正確に攻撃できる」
現実はかなりの対空砲火で妨害され「第二次攻撃隊の要ありと認む」となりますが、ドゥーエニストの教義上はあり得なかった。

さらに一旦ミッドウェー島を攻略して一式陸攻飛行隊を進出させれば、
その攻撃圏内にあるハワイ前哨基地島嶼群にA2/AD作用が働き撤退に追い込める→ハワイ自体が帝国海軍のA2/ADの範囲に入る→主力艦隊がサンディエゴ撤退に追い込めると、連鎖的な効果を見込んでいたようです。(勉強中)

相手が帝国海軍同様、かなり艦隊保全思考の強い指揮官だったらひょっとしたら山本の手の中で踊ったかもしれない。
ただし、あいにく米太平洋艦隊司令官が潜水艦乗りのチェスター・ニミッツに交替し
「戦闘艦は"沈んで"なんぼ」「損傷?直せば良いだろ。TF/TGとしてパフォ維持すりゃええ」「PAC10!」「ワイリー君。レポートはまだかね?」となって裏目に出ましたが。
57JTAC
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2019/06/15(土) 17:12:51.81ID:mJLQ3qQN
時代は21世紀。
「変位抜刀エア・シー・バトル」を編みだし、支那のA2/AD圏内は陸軍や同盟国を盾にして金輪際、入ってきそうにない素晴らしきアメリカ太平洋艦隊の雄姿。
同盟国として誠に頼もしく、感涙にむせび泣くばかり。

山本長官は生まれて来るのが七十年早かった。
現代支那の海軍司令官に輪廻転生すれば「A2/ADでアメリカ太平洋艦隊を西太平洋から駆逐した名戦略家」「21世紀のゴルシコフ」としてさらに名を馳せたかもしれません。
58JTAC
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2019/06/15(土) 21:35:15.24ID:qFCMXek2
香港政府、「逃亡犯条例」の先送り発表 大規模デモ受け

https://article.auone.jp/detail/1/4/8/109_8_r_20190615_1560585522177976

まずは、おめでとうございまする。
予断を許さない小さな勝利ですが。
59JTAC
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2019/06/15(土) 21:44:42.45ID:qFCMXek2
「帝国水陸機動団、義によって民主香港臨時政府に馳走いたす!」

・・・・なんて、やらかしたら「戦前回帰」だとぶっ叩かれますよね。やっぱり。
ただ、内なるエランビタールが囁くのです。
60JTAC
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2019/06/16(日) 16:13:04.50ID:ITbq4BUW
WW2時の帝国陸軍による香港攻略は、第23軍主力4万をもって、
九龍要塞ジン・ドリンカーズ・ラインで防御するイギリス軍守備隊13,000を攻撃し18日で陥落させました。

が、純戦術的に攻略したわけではなく給水施設の奪取が契機でありイギリス軍の計画では半年間の抵抗を予定していました。
一旦、軍事的に独立するとかなり守るに容易な軍事地理的環境にあります。
61JTAC
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2019/06/16(日) 16:25:50.68ID:ITbq4BUW
また、香港、マカオをとりまく広東一帯が、支那大陸全体からか細い道路で連接される「島」のような孤立地域で歴史的に見ても政治的軍事的なパワーを投射し難い地理になっています。
元々が交州一帯が半独立的な傾向にあります。

この地理的なハンディは現代戦でも大きく、例えばこの地域を策源地とする中越紛争では支那側の大敗に終わっています。
支那側から見てもこの地域での地上からの軍事作戦は「攻勢終末点」ぎりぎりです。

これに隣接する南シナ海のシーパワーに拘るのも陸上のLOSでは統治すら不安という限界を露呈している、とも言える。
62JTAC
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2019/06/16(日) 16:42:20.21ID:ITbq4BUW
上海の孤立的傾向は議論の余地は無いでしょう。
三国時代の呉王朝他、南朝系の王朝が南京-上海一帯に本拠地を置き分裂している方が政治的にも自然とすら言える。
軍事的には長江他クリークが発達し中央戦区の陸軍のパワーが届きにくい地理環境にある。

長江上流に三峡ダムを建造したのも工業用水や治水に加え、上海閥を北京からコントロールしたいという願望もある。
が、ダムは早くも機能を失いつつあるようです。
また、沿岸の住民への扱いは蛮行というに値する。
63JTAC
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2019/06/16(日) 16:54:53.96ID:ITbq4BUW
香港映画のジョン・ウーの「レッドクリフ(赤壁の戦い)」。
あれは、どう見ても北京政府への「当てつけ」でしょう。
貯まっとるなとw

このままで北京の大子党政権が前近代的な政策を取り続けるなら、上海閥や香港民主派が離反する可能性はあるんじゃないか。

「分離独立」とまではいかないまでも、習近平を失脚させて権力分散型の協調体制引き戻せれば、とりあえずの危機は回避できます。
対支那戦略のエンドステイトはそんなところじゃないでしょうかね。
64JTAC
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2019/06/17(月) 22:29:03.91ID:nZmCqf/b
エドワード・ルトワックの「戦争の階層(level of war)」のイメージは、「国家戦略」「戦域戦略」「作戦」「戦術」「技術」の5層の垂直構造を持つ多層建築物が、
敵・味方の水平方向でぶつかり合う現象です。

ただし、この構造は床の構造が柔らかく階層のレベルを越えて突き上げやつき下げがあります。
65JTAC
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2019/06/17(月) 22:38:11.78ID:nZmCqf/b
水平方向には、敵味方だけではなく、中立勢力や同盟もあり、それぞれ水平方向で、協同したり、争うためにぶつかりあったり集合したりします。
また、政策上の不一致により同一国家でも水平方向でバキッと割れる場合もあります。

ギャンブルに使用する円柱チップが5枚重ねで、同盟集団単位でぶつかり合うイメージでどうでしょう。
66JTAC
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2019/06/17(月) 22:46:40.95ID:nZmCqf/b
同一次元の力の行使は、常に敵対勢力の反作用や摩擦による減衰にさらされます。これが戦争のパラドックス。

一つの次元の部分的成功は上位次元に影響を与えます。
ただし、それは部分決算であり上位次元における全体決算により初めて結果が確定します。
酷いときには、ある次元での勝利が上位次元では全く逆効果の場合もあります。
これを垂直的成功と水平的失敗と呼んでいます。
67JTAC
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2019/06/17(月) 22:51:15.57ID:nZmCqf/b
このモデルでは国家戦略次元の「同盟」の意味合いが大きく、「通貨」のような役割を果たす。
各次元での戦いの結果は「同盟」という通貨で決算されます。
68JTAC
垢版 |
2019/06/17(月) 22:58:35.79ID:nZmCqf/b
各次元での戦いは、敵の反作用にさらされつつ一進一退し、一つの上の次元で部分決算されます。
これを繰返し、一番上の国家戦略次元において自陣営の同盟を強化しつつ、敵陣営の同盟や敵国内の結合を解体することで戦略目的を果たすことができます。
全ての次元の戦いはこれを目指した活動と言えます。
69JTAC
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2019/06/17(月) 23:07:47.05ID:nZmCqf/b
以上のエドワード・ルトワックの「戦争の階層」モデルを参考にすると「CSBAの提案するドクトリンの効用が分からん」というのも理解できるかと。
どう味方の同盟強化に作用し、どう敵の同盟や国内の結合の解体に繋がるのか?
ただ打撃するだけではなく、動揺分子の香港、上海他を揺さぶってこそ意味がある。
70JTAC
垢版 |
2019/06/17(月) 23:48:42.49ID:nZmCqf/b
「「同盟」「同盟」言うなら台湾と同盟を結べばいいんでね?」
という向きには無理だとお答えします。
肝心なことを見落としてる。

かつて、台湾には日本から見て同盟可能な政治勢力がいました。
旧日本統治時代の知識人集団・国民党穏健派の李登輝派です。常識ですよね。
だが、残念ながら国民党右派と民進党に左右から押し潰され政治勢力としては消滅しました。
アメリカの意志も絡んでいますね。
二十年前なら何とかなったかもしれませんが、外務省の不作為が悔やまれます。
71JTAC
垢版 |
2019/06/18(火) 00:00:25.87ID:JILC+7j7
「「同盟」「同盟」言うならサウスコリアと同盟を結べばいいんでね?」
という向きには無理だとお答えします。
肝心なことを見落としてる。

かつて、南朝鮮には日本から見て同盟可能な政治勢力がいました。
旧帝国陸軍人脈のハンナラ党穏健派のキム・ジョンピル(本人は陸士卒ではないようですが)です。
また、政治的な野心はありませんが陸軍に影響力があるペク・スンヨプ大将のコネクションがありました。
常識ですよね。

だが、残念ながらハンナラ党右派や新千年民主党系に左右から押し潰され政治勢力としては消滅しました。
アメリカの意志も絡んでいますね。
二十年前なら何とかなったかもしれませんが、外務省の不作為が悔やまれます。

ペク・スンヨプ大将は御存命なようですが、もうさすがに高齢でしかも親日派(売国奴)認定くらいました。
キム・ジョンピル氏は一昨年他界し、すかさず今のローソク左翼政権ができました。
日本の限定的な力ではどうしようもない。潔くスパッと諦めましょう。
72JTAC
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2019/06/18(火) 00:14:17.65ID:JILC+7j7
ということで、大戦略次元で同盟可能な民主主義勢力は、フラフラしてますが独立的な意志はあるフィリピン・ドゥテルテ政権、
将来の伸びしろを見てベトナム、「これから」切り崩すニューフロンティア、支那の上海閥、広州閥。
これと後背のアメリカ合衆国、総選挙を辛くも生き残ったオーストラリア保守党。
このあたりかと。

これを担保する軍事上の教義は各同盟国を守り同盟に引き寄せる「マルチドメインオペレーション(改良型エアランドバトル)」(=統合機動防衛力)(統合多次元?んなもん知らん)一択です。
最終的な大戦略上の決算は、民主主義同盟なのです。
2019/06/18(火) 10:17:06.47ID:uJK21vM1
>56
>一旦ミッドウェー島を攻略して一式陸攻飛行隊を進出

それは日本の国力では無理
仮にMI攻略したとして(それ自体は比較的可能)その維持が出来ないというのは昔から言われている事。
特に劣勢海軍(日本海軍)が優勢海軍(米海軍)に対し、MI補給線を維持するのはどれだけの護衛艦艇が必要か?
補給線を常にハワイの潜水艦、機動部隊に脅かされる不利と困難は、大西洋で弱小海軍たる独海軍の通商破壊を受けながら戦った英海軍の比ではない。

Uボートと少数の通商破壊艦(単艦単位)ではなく、多数のガトー級並びに、機動部隊の通商破壊を受けて各個撃破の未来しかありません。
(ちなみに米海軍は英海軍と大西洋の戦訓を共有している。つまり補給維持側がやられたら嫌なことも熟知しています)

それに付き合って連合艦隊が常時展開すれば、あっという間に燃料が枯渇します。
(そもそも日本が開戦に踏み切ったのは・・・)

MIの目標はあくまでも敵艦隊と認識し、MI攻略はその誘引手段であり長期維持に大きな戦力展開はすべきではない。
(この認識を「徹底できなかった日本海軍はレイテでも同様の間違いを繰り返しますが・・・)
2019/06/18(火) 10:19:48.59ID:uJK21vM1
(レイテの場合は、目的は輸送船団という認識の徹底ができてない)
75JTAC
垢版 |
2019/06/18(火) 19:41:40.64ID:XOE23a3Z
>>73
客観的にはその通りです。
MI作戦は、当然、無謀な賭けでしかない。

今、興味を感じているのは「連合艦隊の主観的な状況判断と作戦観」です。
特に「ミッドウェイ奪取後のじ後作戦」が面白い。
第5航空戦隊を欠き、ただでさえ搭載機数が少ないのに、ミッドウェイ奪取後の基地航空隊用の機体輸送任務まで帯びていました。
その狙いは何だったのか?
76JTAC
垢版 |
2019/06/18(火) 19:58:49.25ID:XOE23a3Z
「客観的」に見れば、真珠湾攻撃直後もアメリカはそこまで(主力艦をサンディエゴに後退)防勢的に構えず
シンガポール作戦、フィリピン作戦、ジャワ作戦やラバウルへの進攻をCVTFで撹乱する方が妥当だったかもしれない。

連合艦隊の「主観的な状況判断」としては、ハワイの前哨基地に圧力(A2/AD)をかけることで真珠湾直後の再現を狙ったのかもと。

それと、「今の」支那のA2/ADに怯えきって後退2速の「今の」アメリカ太平洋艦隊の作戦観との対比で「面白い」と感じるわけです。
2019/06/19(水) 09:50:28.50ID:8MDcvHlA
>75
>「連合艦隊の主観的な状況判断と作戦観」

ならば、軍令部と連合艦隊と現場の艦隊の意向と判断の違いに目を向けると面白いよ。
作戦術の概念なく、中途半端に任務指揮だけを行うということの問題点が判るw
2019/06/19(水) 10:02:30.16ID:8MDcvHlA
特に「レイテ」は戦後の各級指揮官への事情聴取の記録が残されてます。
(一部は市販もされており、たまにヤフオクでも見かけますが・・・)

証言記録 太平洋戦争-開戦の原因
証言記録 太平洋戦争-作戦の真相
証言記録 太平洋戦争-終戦への決断

米戦略爆撃調査団報告書からの抜粋版をサンケイ新聞社出版局が昭和50年に出版
原本の日本語訳は防衛研究所で読めるはず(海自が翻訳したのがある)

これと戦史叢書と、VEGOの論文のレイテ関連と、各種回想録を比較考察すれば良いんではないか
(と膨大な作業を気軽に言ってみるテスト)

※この手の調書は、回答に目が向かいがちですが、それだけでなく、聞いた側がなぜそれを聞いたのか?も考える必要があります。
 そこにjは米軍側の疑問と期待する回答が透けている場合があります。
 (つまり米軍側の理解や疑問、そして目指すものが見えたりする)
2019/06/19(水) 10:09:40.73ID:8MDcvHlA
なお、空自は空自で爆撃関係をまとめてますし、
戦争指導や戦略爆撃、経済打撃などを抜粋m、あとめたものも市販されてますが
案外、海軍関連の証言は市販が少ない・・・
やはる海軍反省会が出てるからか・・・
(調書は戦後直後だし、米軍主導ということもあり、結構違う事いってそうなんだよな・・・)
(ちなみに調書は中盤から米軍からその批判性を認められた大井参謀が聞き取りに参加してたりする)
(なので大井氏経由で出版された資料もあるわけです)
80JTAC
垢版 |
2019/06/19(水) 19:57:17.94ID:jMY1YBVk
>>77
>軍令部と連合艦隊

少なくとも「第二段作戦」全般では軍令部とGF間では(たぶん、おそらく、忖度するに)コンセンサスができていたのですね。

1942年4月 「大東亜戦争第二段作戦帝国海軍作戦計画」を上奏
4月16日 軍令部総長は大海指第八十五号で、前年指示した大海指第一号(連合艦隊長官あて)および大海指第二号(支那方面艦隊司令長官あて)の別冊作戦方針の一部を訂正する形式で第二段作戦方針を下令!

4月28日 連合艦隊は関係者に作戦計画案を配布。
4月28日から3日間 連合艦隊第一段階作戦戦訓研究会を実施
5月1日から4日間は第二段作戦の図上演習を実施、図上演習ではハワイ攻略まで行われた・・・・・・・。

「ハワイは取れる」とw
81JTAC
垢版 |
2019/06/19(水) 20:05:40.48ID:jMY1YBVk
山口多聞はさらにアバンギャルドです。

○連合艦隊の第二段作戦検討時の山口少将から提案

5月 インド要地を占領
7月 フィジー、サモア、ニューカレドニアおよびニュージーランド、オーストラリア要地を占領
8、9月 アリューシャンを占領
11、12月 ミッドウェー、ジョンストン、パルミラを占領。1
1943年(昭和18年)1月 ハワイを占領
その後 パナマ運河を破壊し、カリフォルニア州油田地帯を占領、北米全域爆撃

誰だ?こいつを優秀だと言ってる奴は。
「航空主兵派」がA2/AD効果を過大視してたんかなと。

自分は南雲派です。調べれば調べるほど。
82JTAC
垢版 |
2019/06/19(水) 20:15:41.17ID:jMY1YBVk
防衛研究所って、市ヶ谷に移転しとったんですね。
あの「マイクロウェーブ電磁スペクトラム攻撃」のスタンドオフを掻い潜ってまで奥にはよういかんわ。

新海誠の「君の名は」リピーターですが、あの「マイクロアンテナ」のリアリティはいただけん。
四ッ谷-市ヶ谷ってそんなにオサレな街か?
「血飛沫飛び交い」「刺すか刺されるか」のイメージですが。
2019/06/20(木) 10:13:03.41ID:Fze2nbz6
>81
>誰だ?こいつを優秀だと言ってる奴は。
>「航空主兵派」がA2/AD効果を過大視してたんかなと。

指揮官も戦術/作戦/戦略の各次元での適合を見なければいけないと思います。

ロンメルも多門も、すぐれたたぐいまれな戦機を読める優れた戦術指揮官であると思いますが・・・
作戦次元になると、ちょっと・・・

南雲は、作戦指揮官としては評価しても良いと思いますが、戦術指揮官としてアレなのが・・・

全てにおいて優秀というのは正直難しいものだとは思いますが。

(有名な軍人をあげて、戦術/作戦/戦略で〇△?評価をつけてみると面白いと思う)
(そして、その人が必要な時期にその地位にいたかどうか・・・)
84JTAC
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2019/06/20(木) 21:27:39.71ID:LHbHxygB
>>83
>南雲は、作戦指揮官としては評価しても良いと思いますが、戦術指揮官としてアレなのが・・・

アメリカ側の「ナグモ・タスクフォース」への評価が高うございます。
特にMI作戦後に「CVGP」と「AdvanceGP」の分進戦術をとるようになってから、アメリカCVTFの牙が届かなくなり
逆にアメリカ側が一方的に空母を失い一時的にですが稼働空母が0になった。
これを米側が高く評価しています。

この時代、空母6隻を3個航空戦隊と、他艦隊の借り物の金剛級戦隊、巡洋戦隊、駆逐戦隊でアドホックな「空母機動部隊」を編成するなんて誰もやったことがない。
この霧と摩擦への南雲中将の悪戦苦闘は、我々の「資産(キャパビリティ)」になります。
東シナ海で軽空母とF-35B統合打撃戦闘機を運用するなんて「ナグモ・タスクフォース」の絶望的困難さに比べればチョロいものです。
85JTAC
垢版 |
2019/06/20(木) 21:37:13.80ID:LHbHxygB
海自は、やっぱ山本中心戦史(あるいは米内戦史)ということになりますか。
少しもったいない。

もう少しニュートラルに、特に敵対した米側の戦史を眺めると面白い知見が得られる。
アメリカ側も1942-43年は涙が出るほど苦しいんです。
その彼らにとっての「霧」として「ナグモ・タスクフォース」が立ち塞がる。
86JTAC
垢版 |
2019/06/20(木) 21:58:47.43ID:LHbHxygB
逆に米側でも、スプルーアンスは一歩海軍を出ると驚くほど無名です。
当方としては呪殺の対象ですが学ぶべき智将でもあります。

家が貧乏で食うためにアナポリスに入った。
ワシントンでのデスクワークが嫌いで艦上勤務をこよなく愛する。航空機も空母もどしろうと。
人事的に干されても気にしない。
コーヒーとトーストと桃の缶詰が大好物。書類作業は大嫌いでムーア参謀長まかせ。
艦上でも昼寝三昧。「敵襲以外は起こすな。」
ザ・変人。

ただし戦えば必ず勝つ・・・。
「不敗の魔術師」
87JTAC
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2019/06/21(金) 17:30:35.71ID:qGRLvMFj
いにしえの太平洋戦史の中で、現代戦略的には「キング2作戦後(中?)」の「グラティテュード作戦」に注目して欲しいのだが。
ハルゼーが分権したTF38(ジョン・S・マケイン・シニア)がバシー海峡を越えて南シナ海に侵入。
南シナ海の日本の輸送船団を徹底的に殲滅して南方との海上交通遮断を決定的にした。

現代支那問題でも、戦時にこれが再現できれば決定的です。
支那の戦争意志をへし折り、ついでに香港共和国を独立させましょう。

支那もそれを警戒してせっせと南シナ海に軍事基地作ってる。
対西側戦のセンター・オブ・グラビティを崩す致命的脆弱点の一つ。
88JTAC
垢版 |
2019/06/21(金) 17:37:55.78ID:qGRLvMFj
CVSGを支那のA2/ADのキルゾーンに「無策」で飛び込ませるのは無謀ですが、それを成立させる「窓」をどうやったら構築できるかコンセンサスを作りたいものです。

陸軍を協力させても良いし、もっとサブマリナーの意見も聞きたいですね。
決まれば決定打になる「必殺」ですので。
最初から諦める必要はないでしょう。それこそが支那の思うツボ。
2019/06/23(日) 04:20:44.13ID:dBbnT25F
>>88
> CVSGを支那のA2/ADのキルゾーンに「無策」で飛び込ませるのは無謀ですが、それを成立させる「窓」をどうやったら構築できるかコンセンサスを作りたいものです。

そのCVSGっていずも改やかが改基幹の海自の護衛隊のこと?
それともアメリカ海軍のCVSG(つまり基幹はニミッツ級CATOBAR空母)のこと?

前者なら論外、潜水艦でエスコートしようがどうしようが早期警戒能力がゼロで搭載戦闘機数も些少で緊張が高まっている時でも滞空CAPを
やらせるだけの戦闘機数のない船など、チャイナのA2ADエリアに送り込むなんて自殺行為
例えば南シナ海にいずも改機動部隊が入ればチャイナ側の対艦弾道ミサイルが全部外れたとしても人工島やチャイナ本土からの
チャイナ空海軍の戦闘機の襲来に対処できない、ASMの飽和攻撃でいずも改は確実に撃沈される

後者ならアメリカ海軍が考えて既に答えを持ってるだろ
ただ、今その答えを明かしてしまうとチャイナが対応してしまうから
現時点では答えを言わず第一列島線より東側に展開する(チャイナのA2ADに入らない)と表向きは言ってるだけ
90JTAC
垢版 |
2019/06/23(日) 19:40:59.87ID:5e+mS/7C
>>89
>ASMの飽和攻撃でいずも改は確実に撃沈

「技術」次元で考えればその通りで支那側のASM数を考えれば「神に祈れ」となります。

が、「戦術」次元で考えると日本側の空母機動部隊を探知・識別するセンサープラットフォームとASMを撃つ部隊との同期にかなりの練度が必要になります。
支那側の現状ではまだ戦力化段階と言ったところでしょう。

さらに「作戦」次元にエキスパンドすると、開発が進んでいるマルドメ(宇宙・サイバー・電磁スペ・情報)各領域の競合状態の中で作戦フェイズが進みます。
各領域がパリティ状態では一方的な情報優越を前提とした「飽和攻撃」はなかなか実現できません。
また、戦役間を通して支那側が先制的な島嶼部侵攻で航空戦力を損耗した場合に「後の先」として日本側から南シナ海の脆弱点を一突する場面もあります。

さらに「戦略」次元で考えると、そもそもアメリカという主敵と対峙してる支那としては、
対日では軍事的威圧をもって不戦屈敵でありたい。空母いずも機動部隊とASMでやり合っている段階でかなり失敗と言えます。
よって、日本側の空母機動部隊の敵策源地攻撃は抑止力になります。
別に進んで日本側から戦争をしかけるものではありません。「武力による諫止」というやつです。
91JTAC
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2019/06/23(日) 19:50:44.66ID:5e+mS/7C
>>89
>後者ならアメリカ海軍が考えて既に答えを持ってるだろ

実際の作戦計画は当然分かりません。
が、ドクトリンレベルではアメリカ海軍の西太平洋でのプレゼンスは着実に低下しています。
日本にF-35Bを売り付けて「バックパッシング」したとトランプが成果を強調してる段階でかなり「情けない」。

だからマルドメなんですがね。
92JTAC
垢版 |
2019/06/26(水) 00:33:56.18ID:DWbCrWOc
トランプ氏 日米安保破棄に言及 米メディア報道 ホワイトハウス高官は否定

https://sp.fnn.jp/posts/00419790CX/201906251549_CX_CX

私的会話とはいえ、トランプと支持者(リバタリアン系)の中には「日米安保破棄」というのはあるのでしょうね。

これは、支那とロシアの脅威に直面している現在の日本にとって真に痛い。(発言だけでも)
しなしながら・・・しかしながら、真の長期的な戦略的展望から言えば「戦機到来」です。
日本が究極的に目指すべき「同盟の組換え」への。
93JTAC
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2019/06/26(水) 00:41:44.95ID:DWbCrWOc
このままアメリカの国務省系の思惑通り、支那共産党を封じ込めて叩き潰しアメリカ寄の勢力にレジュームチェンジしたとしましょう。

すると東アジア情勢はどうなる?
アメリカ傀儡の反日支那。
アメリカ傀儡の反日南朝鮮。
アメリカ傀儡の反日台湾。
実はアメリカの息のかかった反日政権の中で徹底的に孤立することになります。

そして支那を叩いた後、アメリカの「オフショアバランシング」はあっさりと主敵を変更します。
標的は日本です。
94JTAC
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2019/06/26(水) 00:46:53.95ID:DWbCrWOc
さすがに「軍事的」までは無いと信じたいですが、経済的には我々はクリントン政権、ブッシュ政権の「日本潰し」を覚えています。
20年間も「経済成長無し」の「経済封鎖」です。

これを孤立しまくった東アジアの中で今世紀中喰らい続けることになります。
95JTAC
垢版 |
2019/06/26(水) 00:59:22.89ID:DWbCrWOc
これを考えると「アメリカのプレゼンス後退」はリスクでもあるがチャンスでもある。
太平洋-インド洋における「開かれた民主主義・市場経済同盟」です。
いずれもトランプ政権のアメリカの価値観とは真逆(独裁政権とのディール、一国保護主義、拝金主義)の同盟です。

その名を「大東亜共栄圏」といいますw
「開かれた(大)」「東アジア(東亜)」「互助の精神(共栄)」「経済・軍事同盟(圏)」です。
インド-太平洋におけるNATO-EUをめざします。
「TPP」ともいうかなw
96JTAC
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2019/06/26(水) 01:15:26.90ID:DWbCrWOc
このクソみたいな弱肉強食リアリズムの東アジアの国際関係で「大東亜共栄圏」ができるか?

現状では困難ですが、一国の中で経済・社会の成熟に伴い「民主主義・市場経済」が成立するように、
国際社会でもその「成熟」によって不可能では無いのではないでしょうか?
「戦略のパラドックス」だけではなく、その向こうにあるリベラリズム(自由主義)の「パラダイムシフト」を刮目して見る。
97JTAC
垢版 |
2019/06/26(水) 01:39:49.06ID:DWbCrWOc
その意味でも香港の民主主義運動は面白いですね。
今さら経済的メリットは無いでしょう。
ジャッキー・チェン他「お利口な」香港著名人は支那共産党寄りにポジション変えています。
その中でも、馬鹿やってでも民主主義を追求する人の心は面白い。
2019/06/27(木) 18:48:01.35ID:PthUvzJy
アメリカのトランプの支持基盤はリバタリアンだと言われています。

ただややこしいのは、リバタリアン党や共和党のティーパーティ出身者はトランプに「スイープ」されてる。
99JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 19:01:13.10ID:PthUvzJy
トランプ自身は、左派色の強いニューヨーカーで、大富豪ではありますが何回か破産しかけて金融系財界閥に救済されてる。
wikiを信じるならば、今現在背後にいるのはロスチャイルド(欧州ユダヤ系)らしい。
ロックフェラー(米国ユダヤ系)とも仲は悪くないようですが、ロックフェラー・エージェントのティラーソンをクビにした。
出自と背後と本人の言動を加味すると、微リベラルってとこでしょうか?トランプ自身の真情は。

しかしながら、大統領としての支持基盤により、かなりリバタリアン的な政策にシフトしてるように思う。
特に対日政策(オフショアバランシン的言動、日米安保破棄(?))ではかなりそれが前面に出ています。
100JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 19:21:29.78ID:PthUvzJy
リバタリアンは、自由主義を信奉する地方民で開拓農民の気質を継承していると言われます。
経済政策面では徹底した自由主義者で、この面では保守・共和党系の支持者ですが、
伝統的なキリスト教保守とは決定的違う面がある。
それは法律への態度です。
101JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 19:35:20.23ID:PthUvzJy
リバタリアンは「実定法」主義と言われます。
これは伝統的なキリスト教的価値観を認めず、徹底的なプラグマニズムの観点から「自分達が好きに決めた人為的な法」を良しとします。
保守でありながら「LGBT?好きにすれば?」「マリファナ?自己責任だろ。」「銃規制?ふざけんな。」
徹底的フリーダムな人達です。

この思想軸により、神様が決めた「自然法(nature law)」派のバーキアン(エドマンド・バークの支持者、ハイエク他)、キリスト教保守と鋭く対立します。
これが「アメリカにおける保守の分裂」です。
102JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 20:52:53.09ID:PthUvzJy
欧州ではリバタリアンに先行して実定法主義が存在しました。
ジェレミー・ベンサムの「最大多数の最大幸福」を支持する「ベンサマイト」です。

ジェレミー・ベンサムは欧州におけるロスチャイルドが興隆したのと同時の人で、そのレバレッジを活用した投資戦略を高く評価していました。
トランプといいロスチャイルドといい良くできた話でしょう?
103JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 21:00:53.02ID:PthUvzJy
「欧州におけるベンサマイト」は実は「やっちまった」過去があります。

ナチスドイツ。国家社会主義。
あれ、実はベンサマイトです。
政治学的には。
究極の実定法主義なんですね。

この仮説(リバタリアン=ベンサマイト≒・・・≒ナチス)。
自分も20数年前に政治学の中で聞いたときには「ホンマかいな?」と感じましたが、トランプ支持者のリバタリアンを見るに一つ一つふに落ちる部分がある。
104JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 21:17:00.63ID:PthUvzJy
「神様が決めた自然法(nature law)」を否定するベンサマイトは何を信奉するのか?
それは勝敗であり結果です。

ナチスは、選挙で第一党にはなりましたが「過半数」をとったことはありません。
ヒンデンブルグ大統領の死に乗じたクーデターにより政権を握りました。
そして「長いナイフの夜」等のテロリズムで反対派を虐殺し独裁を確立しました。

「勝ったものが優れている。優れた指導者。優れた国家。優れた民族。最も進化した進んだアーリア人種である。」
完全にトートロジーなのですがベンサマイトのドイツ人はこれを是としました。
それがナチスドイツ。
勝敗、結果が全て。「我が闘争」です。
105JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 21:26:08.98ID:PthUvzJy
「勝敗」「結果」が全てで「進化」を確信し、徹底的に「勝ち馬」に乗る。
「バンドワゴニング」
トランプ支持のリバタリアンの世界観にもろにあてはまる。
隠れ白人主義で、人種差別的なのも日本人から見ると面白くありませんね。
106JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 21:42:38.65ID:PthUvzJy
ただトランプの選挙戦略は見事です。最初は泡沫候補だったのは間違いありません。
ところがアメリカの実質的な選挙制度は各党予備選の小さな選挙区から始まります。

そこでの過激な発言による露出と小さな勝利を積み重ねた「結果」が全米人口の10%と言われるリバタリアンの票をがっちり掴んでしまいました。
対立候補のジェフ・ブッシュ、マルコ・ルビオ、テッド・クルーズが次々とトランプの前に崩れ落ちていくのは何とも異様でした。
そして最後はヒラリー・クリントンが。

リバタリアンは数こそ絶対多数派ではありませんが政治への関心が高く、投票には確実に足を運ぶのです。
そして「進化する勝ち馬」に乗る。示し合わせたようにバンドワゴニングするのです。
中心は無くとも自発的に票が集り一大ムーブメントを起こす。
ベンサマイトの世界観を彼らは持っています。
107JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 22:00:14.51ID:PthUvzJy
自分、著書「歴史の終わり」でヘーゲル哲学の観点から「民主主義・市場経済の"必然の"勝利」を解き明かした、
フランシス・フクヤマを「世界観」次元で信奉しています。
フクヤマは、ヘーゲル右派のコジェーヴを哲学的ベースにしており、ヘーゲル左派のマルクスに対する勝利を徹底的に確信しています。

が、一つだけ「歴史を再始動しかねない」鬼門があります。
「文化的・生物学的な進化」により「神の規範」を越えんとするニーチェ主義です。
これも最初は読んだときは「何のことじゃらほい?」と感じましたが、今の米国でのトランプ旋風、リバタリアンの爆走、ベンサマイトの大躍進を見るにギクリとせざるを得ません。
なるほど、こういうことかと。
108JTAC
垢版 |
2019/06/27(木) 22:16:19.11ID:PthUvzJy
ただ、我々は兵学マニア。
「戦略的パラドックス」を知っています。
大変見目麗しく精神的にも知性的にも肉体的にも優れたナチスドイツがやり過ぎて滅亡し、
ヒトラー氏も穴の中で無様に死んだことも知ってます。
ただ結果のみではなく「戦略的なパラドックス」という性質(ネイチャー)を捉えています。

トランプ氏とリバタリアンの世界観も戦略的な観点からシニカルに客観的に眺めておればよい。
非常識なダンスを踊る素人は、一時は喝采を浴びてもやがては行き詰まる。最も踊るものが最も手の内を見透かされます。
ディールだの何だのとチンピラまがいに喚いていれば、やがて「本物のチンピラ」と認定され「同盟」からハブられ孤立する。いやもう孤立していますかなw 戦略的には負けなのです。
それが「国家戦略」というものです。
109JTAC
垢版 |
2019/07/01(月) 07:29:08.96ID:RRTIyFv8
数年前、「都民ファースト」をキャッチフレーズに知事登りちめた魑魅魍魎の類いがいましたが
国政選挙ではズタズタだったように記憶してます。
そりゃ日本「国民」としてはそうだよね。

「アメリカカンファースト」
外交の場で叫ばれても、非「アメリカンズ」としては苦笑いするしかないですね。
110JTAC
垢版 |
2019/07/01(月) 07:37:12.30ID:RRTIyFv8
「アメリカンファースト」は以前、パット・ブキャナンが叫んでて、
大統領選挙では破壊力があり保守票を割ってパパブッシュを道連れに対消滅したw

ただ、その時は政治的立場はアイソレーショニストだった。
リバタリアンも突き詰めればそうなるんですね。お望み通り「孤立」してますが。
腹いせにキムジョンとサプライズで握手しても腹は膨れません。
111名無し三等兵
垢版 |
2019/07/01(月) 08:52:54.93ID:QxZhcM3v
【日本政府】4日から半導体材料の対韓輸出を規制を強化 徴用工問題に対抗措置 同時に「ホワイト国」から韓国を除外 ★6

遅すぎるし、荒谷氏が言う土台人の送還とセットにしないと戦略としての威力が半減すると思われ。
何にせよ、今までの言うだけ番長はやめて速やかに実行してもらいたいところ。
112JTAC
垢版 |
2019/07/01(月) 22:18:18.52ID:NzRDpKqY
長い目で見ても南朝鮮とは断交で良いでしょう。リアルに。
支那大陸全体を見据えて外交関係を考えるべきです。

どう見ても世界観レベル、戦略文化レベル、心理戦略レベルで調整できそうにない。
消えてもらうのが一番ですね。
2019/07/01(月) 22:32:21.87ID:NzRDpKqY
支那の北部戦区に南北朝鮮飲み込んでもらった上で、支那本体から独立させる。
満州帝国Mk.2です・・・。

・・・・どうしても戦前回帰になるんだよな。
大東亜共栄圏下国際関係って地理的、民族的に理にかなってるんですよね。
ウィーン体制顔負けの「正当主義」だし。
汪兆銘(孫文の盟友)の支那江南地域、宣統帝溥儀(満州族皇帝)の満州帝国。
そりゃ日本の強引な干渉はあれど政治的にこれ以上の正当ってなんでしょ?
毛沢東?どこの馬の骨ですか?それとも選挙でもしたのですか?
2019/07/01(月) 22:48:25.09ID:NzRDpKqY
南朝鮮自体、かなり不安定で不自然な国です。
アメリカが李承晩に金と軍隊を与えて強引に押し込んだ国です。
ゴ・ディン・ジェムの南ベトナム、ロンノルのカンボジア、チャベスのイラク、カルザイのアフガン。同じです。
全て潰れます。
もろに戦略のパラドックスってやつです。

南朝鮮も所詮はアメリカのプレゼンスが後退したら存立できる理由がない。
どの道、消えます。
115JTAC
垢版 |
2019/07/01(月) 23:02:15.35ID:NzRDpKqY
訂正 チャベス→アフマド・チャラビー

アメリカのネオコンがイラクにぶったてる傀儡政権の首班に予定してました。
が、あまりにも人望が無かった。口だけの詐欺師でしたw

日本でも一時期、気持ち悪いくらいチャラビをマンセーしてるのがいた。
覚えていますよ。しつこくw

アメリカが「サダム・フセインは核兵器持ってる!」と嘘ついて信用を失墜したのは、
結局はこのチャラビのデマカセでした。
コリン・パウエルもこんな奴のために晩節を汚してしまった。さすがに気の毒です。
116名無し三等兵
垢版 |
2019/07/02(火) 00:08:28.42ID:EzbIasis
送還が先でないと問題は解決されない。
連中は難民狙いで、そのまま日本に寄生しようと思ってる。
なので日本にいて自分の国に対して平気で「潰せ消えろ断交だ」と言う。

本物の戦略家とは、敵の謀を伐つのである。
(故に上兵は謀を伐つ、其の次は交を伐つ)
2019/07/02(火) 02:18:02.13ID:h2HypdDI
>>116
> 送還が先でないと問題は解決されない。
> 連中は難民狙いで、そのまま日本に寄生しようと思ってる。

全くだね。韓国との断交の前に在日半島人を半島に強制送還できなければ話にならない。
あるいは韓国と断交したら、北朝鮮を朝鮮半島における唯一の正当な国家として承認する条件として
在日韓国人と在日朝鮮人とを1人当たり適当な額で全員引き取ることを求めて北朝鮮に引き取らせるとかね。
118JTAC
垢版 |
2019/07/02(火) 18:19:30.97ID:mzxh16uO
>>116
>>117
在日朝鮮人の強制送還は国際法上ほとんど問題ありません。
国籍があちらなので。
純然たる日本政府と国民の意志の問題。

ギリシアやマケドニアが大量にアルバニア系を強制送還してるし、これについてEUもNATOも黙認してる。

日本もベトナム人をかなり強制送還しなしたがマスコミは特に騒がなかった。
今さら在日朝鮮人で騒ぐ根拠は無い。

アメリカにはトランプ政権ができてメミシコ不法移民を摘発しています。

条件は整いました。
119JTAC
垢版 |
2019/07/02(火) 18:26:56.74ID:mzxh16uO
安全保障上、在日朝鮮人は総連も民団もあまりにも胸糞が悪くなる所業をやりすぎました。
安全保障戦略上、強制送還がベターですね。
「是非も無し」です。

ある意味、日本政府(社会党が強かったころの)も悪いんですよ。
取り締まらなかった。
本格的なカウンターテロや対ゲリコマが教義化されたのは911後ですからね。
最終的な防衛サイドのバックアップが無い以上、警察、公安の腰が引けてたのも分からないではない。
120JTAC
垢版 |
2019/07/02(火) 18:36:19.33ID:mzxh16uO
ただ今でも問題は多い。
明確に法制化されているのは「重要施設の防護」。守りだけです。
他は警職法の範疇でしかない治安出動。

敵対国と明確な繋がりを立証困難な「彼ら」相手に防衛出動までかけられるか?かなり蓋然性があります。
円滑に捜索撃滅(サーチ・アンド・デストロイ)に転換できるようウォーゲームと訓練と法制化を急ぐ必要があります。
121JTAC
垢版 |
2019/07/02(火) 18:52:54.53ID:mzxh16uO
ゲリコマも防衛白書に明確な記載をするようになってから15年は経ちましたね。

一口にテロ/ゲリコマと言っても、イスラム系もいることはいるだろうが小数でしょう。
国内のコミュニストも後継者難で高齢化してる。
残るは「彼ら」。

もう「帰国勧告」「降伏勧告」は十分でしょう。
サーチ・アンド・デストロイ。
122JTAC
垢版 |
2019/07/02(火) 19:59:09.30ID:mzxh16uO
朝鮮半島の大きな戦略的枠組は「南北とも異形の軍事国家」だということです。
南北朝鮮合計で陸軍だけで150万に達しています。
これは、他の東アジア諸国を合計(支那90万、極東ロシア7万、台湾13万、日本12万)をした数を陵駕します。
しかも冷戦時のパトロン(米帝、ロシア)は面倒見る気サラサラありません。

一番積極的に関わっているのは支那ですが、南朝鮮から技術と資本を吸い上げて棄てる算段です。
現実にサムスン電子以下生産プラントの支那への移転を強引に進めています。
南朝鮮がGDPの計算方法を変えたので顕在化しませんが。

もはや「朝鮮問題」を穏便に軟着陸させることは不可能です。
150万の陸軍の「処理」だけでも気が遠くなります。
123JTAC
垢版 |
2019/07/02(火) 20:07:22.62ID:mzxh16uO
個人的な世界観としては「リベラリズム(左翼に非ず、英国のホイッグ)」を信奉しますが、それは相手も自由と民主主義を信奉する場合だけだ。

そうでない相手にはヤヌスの鏡をタオイズムにより180度回転させ「リアリズム」での対応を提案します。
124JTAC
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2019/07/02(火) 20:33:48.84ID:mzxh16uO
リアリズムの基本、バランス・オブ・パワーの観点から見ると、支那の北部戦区の兵力が15万。極東ロシア軍が7万。日本が12万。
この中での南北朝鮮陸軍の適性値は各10万ってとこですね。

その基盤となる国民の人口は南北各2000万です。
北朝鮮はいい感じですが南朝鮮が多すぎます。4000万人ほど削減する必要があります。

リアリズムの観点から眺めるとこんなものでしょう。
これが駄目と言われても「では誰が金を出しますか?」と答えます。
この目指すべき「状況」に「帰結」するように「アプローチ」を考えます。

さすがに日本の兵力では直接進攻は困難なので、気長に「経済封鎖」しながら彼らの国力を削いでいくしかありまでん。
半導体の次は金融、機械類、物流と少しずつ締め上げていきましょう。
目標値に帰結するまで。
125JTAC
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2019/07/02(火) 20:54:26.65ID:mzxh16uO
南朝鮮はノムヒョン時代が一つのターニングポイントで、国防費が急拡大し、30%-40%増えています。
増強の対象は海軍、空軍、海兵隊、地対地ミサイル。
最近ではキルチェーンと称する中距離のミサイルシステムを開発しています。
対北朝鮮にはいずれも必要ありません。
目的は明らかに対日侵攻にあります。

この明確すぎるほど明確なエビデンスてんこ盛りの兆候に「リアリズムを名乗る連中」まで何で反応しないのか理解できません。
本当にリアリズム理解してますか?
「内部要因は考慮しない」 学問態度なのに、何故か南朝鮮だけにはウェットですね。
126JTAC
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2019/07/03(水) 17:44:09.55ID:kHDtbPyy
「戦略の階層構造」への認識として「戦略次元(国家戦略、戦域戦略)」の上に「政策次元」があるよ、と言っても日本の感覚だとなかなかピンときません。
ある程度、一貫性のある政策提言をする政治家がほぼ皆無。
派閥はあっても政策というより情緒か選挙資金、選挙地盤、集票組織でしか繋がっていない。
有権者もあまり関心がない。

が、ある程度、成熟した民主主義国家であれば、かなり明確な政策的なポジショニングを公にした上で
信念を燃やして喧々諤々の政策議論を戦わせています。

手元の資料では、アメリカの場合、21もの政策集団があることになています。
127JTAC
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2019/07/03(水) 19:10:56.16ID:aTjAurB+
アメリカの主要な「政策次元」のポジションは以下の4つ。

○自然法(natural law)派
(アリストテレス、レオン・シュトラウス、エドマンド・バーク、フリードリヒ・ハイエク、ビル・バックレー)

○自然権(natural rights)派
(ジョン・ロック)

○人権(human rights)派
(ジャン・ジャック・ルソー、J・F・ケネディ、ビル・ブラッドレー)

○実定法(positive law)派
(ジェレミー・ベンサム)

この四つどもえを中心に、細かい分類では21個の政策集団が 論争を繰り返し、
自派を議会や大統領府、最高裁判所に言論や選挙を通して送り込み、国家戦略を上から統制しています。

ドナルド・トランプが特異なのは「実定法」派の影響が甚大な初めての大統領ということです。
(ただし、ロナルド・レーガンについても実定法派という見方もあるかも)
情けないかな日本人はあまり認識できていませんが、英字新聞をめくっているとバシバシ上記の単語が出現します。
128JTAC
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2019/07/03(水) 21:19:18.71ID:b6fhBSkr
初めに神ありき。

アリストテレス以来の強固な学問的な伝統を誇る「自然法」派は、数はともかく理論面では最強の政策思想です。

現代でもこの系統から出てきたオーストリア学派のフリードリヒ・ハイエクの「自生(自律)的秩序」の概念は米レーガン政権、
英サッチャー政権の政策思想の支柱となり、ソ連を叩き潰すのに大きく貢献しました。
129JTAC
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2019/07/03(水) 21:38:50.46ID:b6fhBSkr
ただし、いくら「自生的秩序最高!」とか言われても生来の貧乏人には納得しかねます。
また、中規模のプチブルから見ても教会から「後寄進を」「後寄進を」とふんだくられるのはたまりません。
やっぱ、何らかの「権利」は必要なんじゃないの?と。

これに答えたのがイギリスのジョン・ロック。「市民政府二論」。
私有財産他の「基本的人権」という概念を持ち出したのはこの政策思想です。
この思想が結実したのがアメリカ独立宣言、フランス人権宣言。
ついでに日本国憲法ですw我々はロッキアンの憲法で無自覚に生きています。

ただし、このロッキアンですが、自然法思想のバーキアン(ハイエキアン)と議論するとまるで勝てません。
根本的に現実主義(リアリズム)の妥協の産物なので、理論面では自然法派のバーキアン(ハイエキアン)にまるで勝てない構造になっています。
よって「我こそはロッキアンなり!」と名乗りを上げる政策思想家はほぼいません。
小役人がこそこそと戸棚の隅で信奉しています。役人の隠れ政策思想です。
130JTAC
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2019/07/03(水) 21:57:23.88ID:b6fhBSkr
そうこうしてる間により過激な思想が生まれました。ジャン・ジャック・ルソーの人権思想です。

「原始の平和な時代に戻れば人間は平等だった。」
「近代こそが悪」
「国が全ての人権を保障しろ。逆らうものは殺せ。」

フランス革命の後期ギロチンバージョン、ロシア革命、ソ連の東欧支配。支那マオイズムの源流はこれです。
血飛沫飛び交う20世紀にようこそ!
21世紀前には滅びましたが、まだまだ後始末は大変です。
ぶっちゃけ日本にも残党はごまんといます。
2019/07/04(木) 01:20:26.03ID:XPd2AQZ1
ルソーを始祖とする人権(human ruguts)派は 、1960年代のケネディ政権、ジョンソン政権で
行動科学(Behavioral science)(現代では社会科学)の興隆とともに狂い咲きしました。
人間の行動を科学的に解明(心理学、経済学、政治学、社会学)し世の中の諸問題を解決してやるぜ、という思想です。

当然、うまくいきませんでした。
兵学マニアお馴染みの非線形な複雑系に線形な方法論持ってきても無駄。
無駄の再確認に終わりました。

1990年代にクリントン政権での「産業政策理論」(industrial policy)も同種の思想ですが上手くいったとは言えないようです。
132JTAC
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2019/07/04(木) 07:14:17.20ID:7yv0AbtI
アメリカが右に左に中途半端な政策をとってる間に1970年代末、
ソ連のアフガニスタン侵攻が始り共産主義との対立はピークを迎えました。

このとき、左派(民主党)の中から政治思想の対立はさておき、
「何をおいても、まず、悪の帝国・ソ連を討ち滅ぼそう」という一団が現れました。

「ネオ・コンサバティブ(ネオコン・新保守主義)」です。
これが歴史を動かしました。
議会の勢力比が決定的に「ソ連撃つべし!」に変り、議会レベルでは小数与党のレーガン政権を支えました。

ネオコンは、実際に民主党から共和党に鞍替えしたもの、民主党にとどまり政策のみ協調したもの、様々です。
経緯から分かる通り、元は人権派なので内政面では歯切れが悪いのです。
また、裏切られた方の左翼から見れば憎さ百倍で「ネオコン」「ネオコン」と差別用語をぶつけられます。
本人達は「レーガンデモクラッツ」と読んで欲しいようです。厚かましいですねw
133JTAC
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2019/07/04(木) 07:32:59.04ID:7yv0AbtI
ゴリゴリのネオコン御用達のシンクタンク、泣く子も黙る戦略研究の権威であるCSISに所属するエドワード・ルトワックも、
政策次元では「ネオコン」と分類されています。
かなり以前に「アメリカの衰退」というアメリカ社会の変化に警鐘をならす論文が高く評価され政策次元での学術活動でも高名です。

個人的には、「思想的にはネオコンではない」かなと感じています。
リアリズムの立場から強いて言えば「ロッキアン」に分類できる。
だから、周囲が「隠れ人権」屋だらけのネオコン政策学会では「差別主義者だ」と叩かれる構図であると。
134JTAC
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2019/07/04(木) 18:33:02.67ID:PehN16Db
1992年。悪の帝国・ソビエト連邦は滅びました。自由と民主主義の勝利です。
ところが、ここから「保守の分裂」が始まります。
ネオコンとバーキアンの分裂は予想できますが、ここにもう一つの対立軸が加わります。

「もう冷戦は終わった。アメリカ軍を本土に撤退させよう。」
「国が高額の税金をむしるのはやめろ。個人の生活に干渉するな。」
「自然法?神さま?そんなもの誰が見たんだ?まやかしにすぎない。」
「そもそも国なんかいらん。個人のことは個人でやれば良いのだ。あっても最小限でいい。」

この思想を「リバータリアニズム」。
この信奉者を「リバタリアン」と言います。

ノーランチャート(リバタリアンのポジション)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7b/2d_political_spectrum.png/220px-2d_political_spectrum.png
135JTAC
垢版 |
2019/07/04(木) 18:52:22.14ID:PehN16Db
このリバタリアンの票は80年代の保守優勢を思いっきり変えました。
人権派(human rights)の民主党が掲げる政策(ネオ・リベラル)は子供騙しですが、
それでもクリントン政権、オバマ政権ができてしまったのは保守サイドがバーキアン、ネオコン、リバタリアンに分裂したのが大きい。

議会ではティーパーティ(茶会)派、大統領候補でも独自候補を擁立しジワジワ支持を拡大しています。

そして、ついにトランプ政権ができてしまいました。
前記のように本人はリバタリアンでは無いと思われますが、
政策面では選挙スタッフだったスティーブ・バノンの影響により反バーキアン(東部エスタブリッシュ)の言動をとり
ほぼ政策次元でリバタリアンのポジションを取るようになりました。
2019/07/04(木) 19:13:14.32ID:PehN16Db
リバタリアンは全人口の10-20%を占めると言われています。
このままトランプ旋風が続き、全体の投票率が仮に40%。
「初のリバタリアン大統領」に大興奮のリバタリアン投票率が仮に100%とすると40%中の20%。
トランプの再選は確実になります。

今後、ますますトランプはリバタリアン向けの政策をドシドシ執行していくでしょう。
同盟国としては頭痛いですね。
2019/07/04(木) 19:45:10.19ID:h7or+0sr
リバタリアンは政策次元の四分類では実定法(pisitive law)派に分類され、ジェレミー・ベンサムを信奉するベンサマイトのアメリカ版だと言われます。

自然法に冷笑的で「最大多数の最大幸福」。
変な掟に囚われず、法律も功利性重視でサクサク変えていけば良いじゃん。
という思想です。

もともとアメリカには初期の開拓民の伝統があります。
先住民の襲撃、厳しい自然災害。
全てを自分達で切り抜けねばならない。自然法だの神さまだの国だのに関わっている暇はありません。
法も自分達の利便性で自分達が決めます。
138JTAC
垢版 |
2019/07/04(木) 21:56:51.50ID:h7or+0sr
・・・などと意味不明なことを言っていますが現実は違いますね。

フレンチ-インディアン戦争他、宗主国のイギリス陸軍の「赤シャツ」達がフランスとの壮絶な争奪戦の末できたのがアングロ・サクソンのアメリカです。
開拓農民は、その庇護下で柵で囲いこんで農場をこさえ、先住民を撃ち殺して支配を確立した。

フロンティアスピリットだのマニフェストデスティニーだの歴史に関心が無いリバタリアンの「お話」です。
決して国家や既存の法秩序と無関係なところでアメリカが形成されたわけではない。

18世紀。
フランスは、ナポレオン戦争の前振りフランス絶体王政の全盛期で、
40万という空前絶後の大陸軍をもって全正面に喧嘩売っていました。
イギリスは、この対応に忙殺されマルボロ公他勝利もあれど防戦一方。
その中で小狡くイギリスの隙を就いてフランスと同盟し独立した、それがアメリカ合衆国だとも言えます。
国家戦略のたまものなのです。
139JTAC
垢版 |
2019/07/04(木) 22:18:08.57ID:h7or+0sr
国家戦略を遂行するには「ディシプリン(規範)」が必要です。
必要な位相で必要な優位性を得るためには、涙を飲んであれを捨て、嗚咽を堪えてこれを捨てる。
「忍」の一字、これあるのみ。
それが敵と対する戦略の宿命。

ジェレミー・ベンサムは、最大多数の最大幸福を吟いましたが
同時に社会学の世界にの「デジシプリン」という概念を持ち込んだのもベンサムです。
さすがに始祖は分かってる。

分かってないのは世間知らずの幼稚なトランプ政権とリバタリアンです。
「アメリカ第一主義」
なるほどGDPは伸び繁栄を謳歌できるかもしれません。
だが、同時にアメリカ最大の資産「40ヵ国以上との同盟」も崩壊し、覇権国家としては終了です。

案外自覚が生じないもので、後世の歴史家が2020年代をふりかえり「この時点がアメリカ帝国の崩壊である」と厳かに宣言するかもしれません。
ローマ帝国の滅亡もそんな感じでした。
140JTAC
垢版 |
2019/07/05(金) 18:31:33.75ID:o2V/tzhc
・・・と、嘆いてばかりもいられない。日本が「政策次元」でもトランプ政権と「リバタリアン覇極道」を乗り切る術を模索しましょう。

これまで、バーキアン、左翼リベラル、リバタリアンの3分類が暴るのを見てきましたが、
最後の一つ自然権(human rights)派、ジョン・ロックを信奉する「ロッキアン」はどうなのか?
この派は、自然法には理解を示しつつも財産権他、最低限の「基本的人権」を何とか維持しよう。
妥協につぐ妥協の政策集団です。

端的に言えば、政策次元からオーダーを与えられて戦略次元以下の下賎な次元で蠢く「小役人」や「大企業のサラリーマン」の政策的立場がそれです。
小物臭がプンプンしますね。

ですが、実は数では多数派だったりします。
141JTAC
垢版 |
2019/07/05(金) 18:42:47.97ID:o2V/tzhc
凶暴な軍事国家アメリカで、小役人が集まってる最大の「お役所」はどこか?

言うまでもなくペンタゴン、国防総省です。予算でも人員規模でも他を圧倒しています。
軍産複合体まで視野に入れれば、実は最大の利益集団だと分かります。
ですが、さすがに軍が政治的主張をおおっぴらびするのは民主主義国家ではまずい。
よって、数では最大だったりしますが政策次元のパワーとしては目立たないのです。

そのペンタゴンの隷下でも最大の集団は?
明らかに「アメリカ陸軍」ですね。予算はともかく数ではそうです。
だからアイゼンハワー他、たまに陸軍から大統領が出ます。
ついでに初代ワシントンも大陸軍司令官だったりします。
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