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>「戦略における必殺奥義」の「同盟」はあまり機能しない。

中東におけるソ連の影響力をお忘れか?
さらに西側内における共産革命を誘導し「同盟国化」を行うのである。

>「社会主義に体制を変換した友人達(衛星国ともいう)」

これを能動的に作っていくのと、去就のあやふやな同盟国を増やすのと、どちらが強固か?

というソ連的視点も忘れないで欲しい。
さらには、当グランツ本は、作戦次元に焦点をあてているので、当然、戦略と戦術は薄い
グランツは、本書の他に、戦術面を中心とする
「The Soviet Conduct of Tactical Maneuver-Spearhead of Offensive」
を書いています。

こちらは前作が作戦術における戦略-作戦の隣接部を焦点としており、こちらは作戦-戦術の隣接部を中心とする