国家安全保障政策/国家戦略研究スレッドPart2

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1JTAC
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2019/05/28(火) 20:17:15.39ID:6xOEVx5m
我国の繁栄と安全を守る国家安全保障政策とこれを実現する国家戦略を研究・提案するスレッドです。

○国家安全保障政策とは
国家の独立と繁栄を維持するために、主に軍事的な脅威などから国家を守る政策。国家は多様な価値観を包含しており政策は必ずしも他の政策・党派と整合するものではない。

○国家戦略とは
国家目的を遂行する最高位の観点から、平戦両時に政治・軍事・経済等の国力を効果的に運用する統一的・総合的・全般的な戦略。安全保障政策を上位構造とするが、政策上の不整合は国家戦略により統合が図られる。階層構造下位の戦域戦略、作戦、戦術の準拠となる。

○戦略の位相
国家戦略を構成する全ての位相(軍事・経済・文化・社会・科学技術etc.)を議論の対象としますが軍事を主たる切り口とし、それ以外の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「百戦百勝は善の善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

○戦略の階層構造
戦略を構成する全ての階層構造(世界観・政策・国家戦略・戦域戦略・作戦・戦術・技術)を議論の対象としますが、作戦次元以下の議論は50レスを越える場合は専門スレッドへの移動をお願いします。

「本質はdetailにこそ宿る。それは栄光無きものに非ず。」

○戦略と戦史
戦略とは一般的な法則が成り立つような分野ではなく、戦史において淘汰される複雑系・非線形・進化的なプロセスです。議論の根拠たり得る戦史上の事象(古代・中世・近世・近代・現代)を議論の対象とします。

○当スレッドのスタンスと地誌について
当スレッドは明らかにネット右翼(ネトウヨ)スレッドです。対象脅威を尊称で奉る趣味はございません。戦史・兵要地史の一貫性のため歴史的な略称(支那・北朝鮮・南朝鮮・米・英・仏・露・独他)を推称します。

○戦略思想家の格付け
●神様リスト
クラウゼヴィッツ、モルトケ、コーベット、リデル・ハート、マイケル・ハワード、J.C.ワイリー、エドワード・ルトワック、コリン・グレイ
●疫病神リスト
ジョミニ、フォッシュ、フラー、マハン、ドゥーエ、ハマン・カーン、バーナード・ブロディ、クレフェルト、ミアシャイマー

「勝利は既に(戦略次元で)確定している。卿らの上に大神オーディンの(作戦次元以下の)恩寵あらんことを。」

過去スレ:
国家安全保障政策/国家戦略研究スレッド
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/army/1535374656/l50
2019/11/01(金) 15:30:20.71ID:0ZiMGIcU
>654
お疲れ
でも読んだかいもあったはず。
あの本は用兵思想史入門(2016)のタネ本のひとつと思われます。
(というか、片岡ゼミ使用のテキストのひとつという話を聞いた事がある)

>作戦の概念について掴み切れてないような引っ掛かる部分が多い

そりゃそうだ
これらの研究の結果が西側の作戦次元の理解につながるのですから。
その初期研究の集大成。先行研究としての基本としての性格があります。

逆にいうと、西側の作戦次元の理解について、この本の内容が基礎になっていると思っても過言ではないかも・・・
660JTAC
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2019/11/01(金) 20:13:28.44ID:i0k9V46W
ピーター・バレットは、マイケル・ハワードのロンドン・キングス・カレッジ(初めて「戦争学部」をこさえた大学)の弟子(ドクター生)で、
クラウゼヴィッツの"On War"の英訳をマイケル・ハワードと共著。
ネオ・クラウゼヴィッツ派の基盤ですね。

まだ、存命なんですね?
(勝手に殺すな)
100歳近いはずだ。
661JTAC
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2019/11/01(金) 20:23:16.25ID:i0k9V46W
この世代のクラウゼヴィッツ派は、戦争の「パタイム・シフト」を重視し欧州兵学の台頭を鮮やかに描きます。

ところが、これを突き詰めていくと将来的には「欧州の没落」という恐るべき結論に行き着く。(欧州外の台頭、核)
欧州の戦略的先行きにあまり楽観的な見通しを描けなかった。
そのメランコリーが筆に現れています。
(バレットはドイツ系アメリカ人のようですが。)
662JTAC
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2019/11/01(金) 20:30:42.68ID:i0k9V46W
この後、核戦略派が出てきて西側の兵学をグチャグチャに破壊しますが、
その混乱の火中からエドワード某、コリン某の新たな、そして吹っ切れた次世代クラウゼヴィッツ派が出てきます。

が、彼らもハワード、バレットをバリバリ引用していて、その基盤の上に伽藍を築いた。
663JTAC
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2019/11/01(金) 22:53:25.77ID:9TEe8bxD
とはいえ、立場は違えどコリン・グレイもバーナード・ブロディやハーマン・カーンの人格・姿勢を絶賛しています。

特にハーマン・カーン(ハドソン研究所の創始者)は「博士の異常な愛情」のモデルと言われている。
グレイの「カーンに兵学のプロ精神を学んだ」というのは意外に候。
2019/11/01(金) 23:02:28.78ID:9TEe8bxD
西側の所謂「作戦術(operational art)」のリバイバルはルトワックからだと。
(これについては本人は謙遜的)
ルトワックはソ連戦略の論文も有名なやつがあるようです。
(未入手ですが)

未確認情報ですが、イスラエル軍従軍時代に戦車大隊長の経歴もあるとか。
これが本当なら悪筆も頷ける。基本、この兵科は短気なので。
665JTAC
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2019/11/02(土) 16:46:27.44ID:f7pUNMUC
>>658
>(作戦と戦術の重複領域)

現代Operational artではもう少し整理されて、"Shapeing operation"として作戦次元の概念となるでしょう。
666JTAC
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2019/11/02(土) 16:53:59.12ID:f7pUNMUC
>>658
>軍OMGは、戦術的任務を与えられます。

これは、かなり不穏当な話で、軍(army)で"anti-neuclear-maneuver"を敢行して、
敵のtactical neuclear weapon systemを破壊する。
裏を返せば自分達が「戦術核」を使うということを言ってるのではないかと。

あくまで、あ・く・ま・で「戦術核」ですよ、と。
「先っちょだけならO.K.」理論。
667JTAC
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2019/11/02(土) 17:08:40.02ID:f7pUNMUC
この時期、西ドイツの再軍備が進み、かつてのSS装甲師団と見紛う装甲擲弾兵師団や
やけにティーガーを彷彿させるような「レオパルド・ツヴァイ」なんて戦車も出現し始める。
ソ連軍が懸命に研究してた大祖国戦争史の相場感ではSS装甲師団と遭遇戦やった日にはソ連側は軍団単位で消滅する。

当時、東ドイツ駐留ソ連軍の司令官・ロトミストロフはOMG理論の中心人物の一人。
その彼がかつて指揮した第5親衛戦車「軍」は、プロホロフカでハウサーのSS装甲「軍団」と戦いどうにかparityでした。
ところが、今(1980年代)面前にSS装甲師団みたいなのが十個もいる。
「戦術核」への誘惑は感じていたでしょうね。
668JTAC
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2019/11/02(土) 17:25:19.96ID:f7pUNMUC
「戦術核」ならばソ連本国を危険にさらさず(多分)、西ドイツ軍の防御に穴をあけられる。
だが、西ドイツの戦場に近い地域、アメリカ空軍の阻止攻撃の対象となるポーランドはどうなる?
アメリカ軍のAir-Land-battleの反攻に直面するチェコはどうなる?
当然、西側の戦術核オネストジョンの斉射他を浴び、全土が火の海になります。
そういう戦略をソ連は平然ととろうとしてる。

レフ・ヴァウェンサがアップを始めました。
国家戦略レベルでのWARPAC崩壊の始りです。
この時代の核と通常兵器と国家戦略の関係は、我々日本の対朝鮮・対支那戦略を考えるうえでも大いに参考になる。
669JTAC
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2019/11/02(土) 21:31:08.83ID:MwAg59ZQ
ポーランドが一番反抗的だったようですが、これは無理もない。
ポーランド回廊がソ連本国からドイツへの兵站ラインのチョークポイントなので、戦術核レベルで始まったら一番先に狙われる。

さらに、ポーランド軍自体もWARPACの一員としてハノーヴァーのイギリス軍、デンマーク軍に突っかかっていきますが海から近い。
アメリカ海軍空母機動部隊の戦術核をたらふく浴びることになります。
670JTAC
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2019/11/02(土) 21:37:25.60ID:MwAg59ZQ
チェコ(ボヘミア)は歴史的にドイツ人への警戒感も強いんで当初はわりとソ連寄りだったのですが、
米国のオネストジョンに対抗するためチェコに配置された戦術核の使用権をソ連がくれない。
戦術核の使用が始まれば、ドイツ南部に駐留してるアメリカ軍に一方的に蹂躙されます。

それで、ジワジワと不信感がたまっていきます。
やがて「プラハの春」事件も起きます。
671JTAC
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2019/11/02(土) 21:44:59.07ID:MwAg59ZQ
東ドイツは駐留ソ連他にガッツリ統制されており、優等生としてソ連に強力します。

が、今から考えれば国民心理的に凄まじい不信を抱えていたぼでしょうね。
戦術核の打ち合いが始まれば最大の被害者です。

1989年。ちょっとした事件から、あっという間にベルリンの壁が崩壊したのはご存じの通りです。
672JTAC
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2019/11/02(土) 21:55:59.43ID:MwAg59ZQ
西側の西ドイツも、当然、戦術核に止めドイツを犠牲にし全面核戦争を防ぐ・・・というシナリオに凄まじい不信感を持っています。
さらに、NATOと言っても実際にソ連と対峙してるのは西ドイツ軍が大半です。
このため、アデナウアー政権のときから何度も「中立」に舵を切ろうとしました。

これを何とかNATOに繋ぎ止めたのはアメリカの「通常戦力でドイツ守る」という確固たる決意と、
万々一、ソ連が戦術核を使ったら、パーシング(中距離核)でモスクワを吹き飛ばすというエスカレーションを辞さない戦略です。

それが国家戦略レベル(同盟)で機能し、崩壊するWARPACに比してNATOは勝ち残りました。
これも、我々日本の現代の戦略策定の参考になると思う。
673JTAC
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2019/11/02(土) 21:58:41.03ID:MwAg59ZQ
フランス?
そんな奴いたっけ?

確か社会主義政権(ミッテラン)でしたね?
674JTAC
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2019/11/02(土) 22:11:35.89ID:MwAg59ZQ
日本の北海道防衛も、オホーツクの戦略ミサイル原潜へのプレッシャーという観点で
確かにグローバルウォーでのNATOの勝利に貢献しています。
これは本来、胸を張って良いことだと思うし、外交資産のはずですが、当の日本からして自覚が無い。

マルチドメインオペレーションで再びグローバルウォーに関与しそうですが・・・?
2019/11/02(土) 23:53:08.76ID:ujwHGqht
当時の極東でソ連に一番負担を強いてたのは中国だよね

もしソ連が中国へ向ける地上戦力をケチれてたらというIFの脅威は
現在の中国のシーパワー偏重によって主体がソ連から中国になることで実現しつつあると思うの
この場合、ロシアはオホーツク海側からプレッシャーを掛けてくる勢力で昔と攻勢・防勢が逆転してると考えられる
2019/11/03(日) 00:07:14.55ID:pAacLQBM
自分で書いてて気が付いたけど
日本の冷戦時代の北海道近辺の活動は西側勢力全体で見れば攻勢そのものだったのでは
677JTAC
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2019/11/04(月) 12:57:13.50ID:pwZ/IQUa
>>675
>ソ連に一番負担を強いてたのは中国

答は"Yes"でもあり"No"でもある。

"Yes"の立場では、60年代以降、イデオロギー上の亀裂もありソ連は明らかに欧州と支那の二正面作戦を意識してます。
確かに戦略次元の資源配分で凄まじい負担を強いられています。

"No"の立場としては、オフェンシブリアリズムの観点からソ連と支那の対立は「必然」であると。
陸軍国同士で国境も長く、今日でも絶望的に解決困難なウィグル問題と内モンゴル問題を国境地帯に抱えています。
リアリズムを越えた恒久的なソ連-支那のアライアンスなどそもそも無理と。
678JTAC
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2019/11/04(月) 13:07:07.31ID:pwZ/IQUa
何が言いたいかと言えば、冷戦時代のソ連封じこめのために、西側、特にアメリカと日本は支那共産党を温存する方向で戦略的な舵を切ってしまった。
経済支援も与えたし、WTOへの加盟も認めた。天安門事件も不問にした。
知財のルール違反も目を瞑った。李登輝の台湾も切り捨てた。
その結果、今日のインド洋・大平洋地域にアフリカ、中南米まで脅かす化け物を作ってしまった。
679JTAC
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2019/11/04(月) 13:13:34.15ID:pwZ/IQUa
さらに、今現在、支那と対立してるから今度はロシアと組む?
あまりに近視眼的。
自国周辺しか見ていない。

バランス・オブ・パワーの改善は何も支那とロシアを割ることだけではない。
より大きな戦略的包囲網を作るという考え方も十分あり得ると思います。
最終的な、「第二次冷戦後の望ましいEND STATE」はこっちだと思う。
680JTAC
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2019/11/04(月) 19:34:34.86ID:K9g2SVdm
ソ連はOMG理論下で、従来のmassで押し潰してくる戦い方(deep operation含めて)から
現代のshaping operationを併用し西側の軍事「システム」を撹乱して、
欧州主戦場でのdeceive operationの条件作為を図るようになりました。
特殊作戦しかり、情報作戦しかり、宇宙作戦しかり、電子戦しかり。

その中でもゴルシコフ率いるソ連海軍のnaval strategyによるshaping構想は西側をかなり狼狽させました。
アメリカ-欧州間の海上LOSをSSNで拒否しアメリカ海軍をその海域で釘つけ。
ソ連近傍のバレンツ海、黒海、オホーツク海を聖域化。
その中に戦略ミサイル原潜を遊させ、アメリカ本土への戦略核攻撃能力を確保します。(第2撃能力)

この時期、ソ連の水上艦艇が面白く、全て接頭語に「対潜」が着きます。
ほぼ全水上艦がASW作戦を遂行又は支援し「聖域」を守るために存在する。

○deceive operation、shaping operation、sustaining operationの一例

https://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/3-0/fig7-1.gif
681JTAC
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2019/11/04(月) 19:48:41.13ID:K9g2SVdm
ところが、老舗のアメリカ海軍の底力もあなどれません。
J.C.ワイリーの教え子達は
海上優勢が無い海域にもロサンゼルス級SSNで平時から土足で侵入し、
出港してくるソ連の戦略ミサイル原潜にべったりくっつくようになった。
しかも静粛で存在を感知することすら難しい。が、明らかに曳航ソナー圏内に潜みMk.46で狙っています。
この状況で開戦すれば、開戦直後にソ連の戦略原潜は壊滅する。

これの裏をかく方法が一つだけある。
沿海州、カムチャッカ、千島列島で囲まれたオホーツク海です。
ここを陸上から投射するASW機能も合わせて完全に聖域化する。
2019/11/04(月) 20:07:23.01ID:K9g2SVdm
>>676
>日本の冷戦時代の北海道近辺の活動は西側勢力全体で見れば攻勢そのも

shaping(SSBNのオホーツク展開)に対するshaping(ロサンゼルス級オホーツク潜入)の
そのまたshaping(北海道北部占領による宗谷海峡封鎖)に対するshaping(北海道死守!全軍砲声の方向に進め!(北方転地訓練)) というわけの分からん状況ですが
グローバルに見れば攻勢要素のある戦略の一部に参画してました。防勢作戦でw

これは、本来は名誉ある冷戦勝利への寄与ですが、日本の国内政治がおかしいので、自国民にすら全く認知されず。

現在の対支那戦略でも島嶼防衛といいつつもグローバルウォーにも大きく貢献すると思われる。
でも、今の親支那派のスパイだらけの政治からしてポジティブな事後評価は期待でききませんね。
現場は苦労してるんですがね。
683JTAC
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2019/11/04(月) 20:32:51.95ID:K9g2SVdm
OMGを運用するには平時の前方配置と戦時・準戦時の素早い推進補給(supply-push)が鍵になります。

某首相の好きな「プッシュ型」です。
本人、防衛力整備レベルでは足引っ張ることしかしませんが。
足を引っ張っていただいて、本当にありがとうございました。

この点、ロシアはOMGのころからsustaining operation、つまりは「作戦」と認識してる。
これはイワンにしては先進的。

そうです。deceive operation、shaping operationと並行的に遂行する「作戦」"sustaining operation"です。
maneuver warfareを敢行するには前線も後方もへったくれもありません。
「作戦」として、敵中突破してでもカメラーデンに弾薬、燃料を届け、負傷者を救護し、
破損装備を回収し、電波が届かなければバイクで駆け抜けてでも指揮通信を確保します。
それが、Sustaining operation。

「初まり」はクライスト装甲集団のツァイツラー参謀長の業績でしょうが、
教義として確立させたのは、残念ながらイワンですかね。
684JTAC
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2019/11/04(月) 20:55:54.97ID:K9g2SVdm
「グデーリアン装甲軍団は直ちに停止せよ!」

「・・・ppp・p・・ノイ・・pp・・ノイズ・・・多し・・聞き取れ・・ず・・・別・・別命・・あるまで前進を・・・ppp・・・続行・・する・・・雑・・雑音多し・・・・ppp・・」
685JTAC
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2019/11/04(月) 21:31:28.78ID:K9g2SVdm
「貴官はいったいどこにおるのだ!(*`Д´)ノ!!!」

「報告いたします。マイン・フューラー。小官はフランス-スイス国境に到達しました。」

「何だと?!そんな筈は無い!」

「間違いありません。小官はスイス国境の標識の横に立っております。」
2019/11/05(火) 10:00:35.40ID:ZlOMMkWN
>666
>これは、かなり不穏当な話で、軍(army)で"anti-neuclear-maneuver"を敢行して、
>敵のtactical neuclear weapon systemを破壊する。
>裏を返せば自分達が「戦術核」を使うということを言ってるのではないかと。

だから、それは戦略的任務を与えられる正面軍OMGの任務であり、軍OMGの任務ではない。
(核施設の奪取、破壊、戦略重心の奪取、後方兵站や戦略集積物資(例の米軍事前集積)及び、港湾、大型空港、軍レベル指揮組織の破砕など)
(たくさん目標があるが、大抵の場合、それらは複合的に重複し存在している)

軍OMGは作戦的に計画された従来形式の突破、包囲、後方遮断、における緊要地形の先取や敵増援の阻止、妨害といった戦術的任務に携わる。
2019/11/05(火) 10:02:35.88ID:ZlOMMkWN
正面軍OMGと軍OMGを混ぜるな危険
(ここを分けて理解するのは、作戦次元を理解するにも重要)
688JTAC
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2019/11/05(火) 23:37:44.11ID:dY1hkwbR
>>687
ソ連のOperational artの対象は基本的に「方面軍」と「軍」。
Army operational maneuver groupの運用も基本的ににはoperational artの範疇です。

tacticalな任務を与えられる場合もあるようですが、最も望ましいのは"against an unprepared deffense"を一気に突破して敵operational rearを破壊することです。
優先目標は核装備部隊、電子戦部隊等です。

連続的な縦深攻勢、増援阻止、逆襲対処等々おとなしめな任務は"against fully prepared deffense"の場合に与えられると。

それに一番大事なのは方面軍隷下の各部隊の連携です。
これは強調されてます。
army operational maneuver groupの任務の核心的な部分はfront operational maneuver groupに対するshapingだと見ていいのではないか。
2019/11/05(火) 23:42:13.21ID:dY1hkwbR
「原則」的にソ連のtactics(戦術)は"corps(軍団)"と"division(師団)"を対象にしてる。
690JTAC
垢版 |
2019/11/06(水) 01:17:13.12ID:9q4pKiHQ
80年代後半から90年代にかけてのソ連軍では、コルバチョフのペレストロイカと並行して
「クラウゼヴィッツ・ルネサンス」が起きていました。
互いに精密誘導兵器を保有する状況では「防勢」が有利であると。
クラウゼヴィッツの防勢優位説がソ連にも受け入れられました。

互いに戦争準備を完了したpreparedな状態では「攻勢」が成立する余地は少ない。
奇襲し敵がunpreparedな状態でOMGが敵システムを破砕できる状態でないと「攻勢」が成立しない。
691JTAC
垢版 |
2019/11/06(水) 01:22:47.06ID:9q4pKiHQ
この時代に互いにPGMや核兵器によるA2/ADで対峙状態に陥ると見ていたのは先見之明がある。

これを破って攻勢をかけるには宇宙・サイバー・電子戦・情報戦による優勢の窓を作る。
現代のマルチドメインオペレーション近い発想をソ連はもっていた。
692JTAC
垢版 |
2019/11/06(水) 01:29:24.92ID:9q4pKiHQ
ソ連版のマルドメの優勢の窓を作る過程で飛んでくるのが"OMG"です。
OMGは、戦車部隊とは限らず、海兵部隊、空挺部隊、空中機動部隊と色々な配属関係があるようですが。

日本版は。日本版は・・・・どうしてこうなったw
693JTAC
垢版 |
2019/11/06(水) 01:32:17.82ID:9q4pKiHQ
ただ、ソ連にはもう時間がなかった。時間が。
2019/11/06(水) 05:45:03.40ID:df8FUleV
防勢優位説と攻勢の優位は、戦略の窓によって両立すると
2019/11/06(水) 10:10:26.42ID:j3LDYh/C
>689
>「原則」的にソ連のtactics(戦術)は"corps(軍団)"と"division(師団)"を対象にしてる。

その理解は正しい
しかしながら、そのままでは作戦術を理解できていないと言わざる得ない。

作戦術は、戦略次元と戦術次元を繋ぐもの
すなわち

戦略次元-(重複領域)-作戦次元-(重複領域)-戦術次元

なのである。
貴官の理解では

作戦次元-(重複領域)-戦術次元

に認識がされてない。


方面軍OMGでOMGとなるのは軍クラスの部隊であるが、軍OMGにおいてOMGとなるのは大抵の場合【軍団】【師団】である。
この軍団/師団に対しOMGとしての戦術的任務が付与されるのだ。
※任務の実施対象が軍団/師団なので原則との差異はない。

(p232〜234の図104〜106を見よ)

作戦次元において戦術目的をもって編成されるのが軍OMG
作戦次元において、戦略的/作戦的任務を与えられ編成されるのが正面軍OMG

※このあたりはグランツ本よりも、米FMの方が明確に記述されている。
※ただし編成規模は必ずしも一定ではなく、タスクフォースとしての編成であるので、その指揮結節下でどのような任務を与えられるかでOMGの本質は決まる
 その為、上記は典型的な一例に過ぎないという事も同時に理解しておく必要がある。
696JTAC
垢版 |
2019/11/07(木) 19:21:00.73ID:cW0+hEXH
>>694
「窓」というのは(誰が言い出したか判然としないが)、グレイに従うならば「戦争の(ある主観的な)見方」のことです。
「攻勢/防勢」という「窓」で言われているのは、「戦略レベル」ではそれほどの目的における「差異」がないと。

例えばドイツのジークフリート線は防御的な楯のはずでしたが、これによって戦略レベルではポーランドに攻め込む自由を得た。

グレイ言及してるのは「攻勢優位の確信が実際に攻勢作戦、戦争を引き起こしたという説は疑わしい」と。

後に残るのは「攻勢の方が資源消費が激しい」という現実があるのみです。
勘定書をつきつけられます。
697JTAC
垢版 |
2019/11/07(木) 19:35:10.80ID:cW0+hEXH
>>695
>軍OMGにおいてOMGとなるのは大抵の場合【軍団】【師団】である。
この軍団/師団に対しOMGとしての戦術的任務が付与

いや、「大抵の場合」というかレゾンデールとしては大抵の場合に「作戦次元」の任務を与えますがな。
Army "operational" maneuver groupですすよ。
卑下する理由が分からん。

親衛軍が敵tactical zoneを切り裂きつつ戦車師団(OMF)を放ち作戦次元の任務を与える。
そして別正面で突破しつつある方面の戦車軍と強力しクラウツを包囲殲滅する。
よくある話かと。
698名無し三等兵
垢版 |
2019/11/07(木) 20:09:06.15ID:cW0+hEXH
>>695
>重複領域

真逆のことを言ってるのではないでしょうか?

従来では「戦術次元」としか言いようがない小部隊が「作戦次元」やあまつさえ「戦略次元」のcenter of gravityを叩いてしまう場合もあると。

例とうして「キモオタハッカー部隊のサイバー攻撃」が重要なsaping operationでくある場合もありと。4
699JTAC
垢版 |
2019/11/07(木) 21:16:49.46ID:cW0+hEXH
グランツ作戦本だとp.3558あたりに図解入りで敵の防御準備の程度に応じた軍OMGの運用について記載してます。
(防御準備未完、一部準備、防御準備完了の3パターン)

前二者では、敵の防御を突破した後、戦車軍団から連隊連隊までセパレートしつつ作戦目標に殺到する。
さらに100kmくらいの縦深において方面軍直轄の空中襲撃旅団等で支援する、とあります。
2019/11/08(金) 01:01:39.56ID:6bINoflG
摩擦、作戦術、OODAループの類似概念のとても分かりやすい資料

http://www.jp.square-enix.com/tech/openconference/library/2011/dldata/PM/PM.pdf
2019/11/08(金) 01:28:19.30ID:6bINoflG
>699
グランツだけじゃなく、FMも嫁〜
このあたりの判りにくさが、長らく、OMGを西側が誤解してきた原因だと思う
2019/11/08(金) 12:19:02.10ID:DNjIncCB
>697
あと、貴官はOMGのOperationalを誤解している
あれは作戦的任務という意味ではない。

あれは作戦レベルにおいて編成される事を意味している

OMGに戦略的任務を与えても Strategical Maneuver Group とは呼ばない。
同じように、OMGに戦術的任務を与えても Tactical Maneuver Group とは呼ばない。

作戦次元において編成され作戦的に戦略目標を与える(正面軍OMG=戦略的OMG)
作戦次元において編成され作戦的に戦術目標を与える(軍OMG=戦術的OMG)

お判りか?

卑下とかそういうものではない。
戦術的目標を卑下とかいうのであれば、それは作戦次元を理解していない。

なんの為に、戦略次元と戦術次元の間に作戦次元があるのか、考え直してみ。
なんで、作戦術は、戦略次元と戦術次元を繋げるものと言われるのか?
2019/11/08(金) 17:58:34.98ID:AfkuVw9D
>>700
OODA使ってるからと言って不確実性の軽視はいけないという戒めやね
作戦術的な作業をもって結果への摩擦の影響をコントロールしておけという
704JTAC
垢版 |
2019/11/09(土) 13:36:56.49ID:9E2ND+Bk
まず、前提として「ソ連の作戦術」と「西側(ドイツ-アメリカ)の作戦術」に区分して整理すべきでしょう。

「ソ連の作戦術」は定義の段階で「規模(方面軍・軍)」が入っています。
が、戦前、戦中のarmy mobile groupに始り、70年代のarmy OMGも本来的に作戦次元の任務を達成するため編成(編組?編合?)されます。
そこを打撃して作戦次元で決定的なダメージを与えるための渇望の結晶なわけで。

一方で、確かにarmy operational maneuver groupは戦術任務にも使う場合もあるとあります。
(operational and tactical云々)
これは、80年代末の精密誘導兵器の長射程化し、「防御準備が完了した敵」に対しては「作戦次元での機動」がほぼ不可能になったと認識したからで、
この場合はarmy operational maneuver groupは戦術的に使用され、方面軍の条件作為に徹すると。

望ましい運用はそうではなく、準備未完の的に対してarmy operational maneuver groupも容赦なくoperational deep areaに突入してあんなことや、こんなのことをやることですよ。
705JTAC
垢版 |
2019/11/09(土) 13:54:50.93ID:9E2ND+Bk
一方で「西側の作戦術」は規模よりも任務や機能で見てますね。
小さな特殊部隊でも広範囲なend stateに到達するための重要なshapingの一部であれば作戦術の対象たり得る。
そもそも規模が小さいので、戦域軍やら軍規模は前面に出てこない。

イラク戦争は、ほぼ第3師団と第1海兵師団+αだけでdeceive operationとshaping operationを形成してたしな。
それでも「作戦術」と呼ぶに値する戦争全体に決定的な影響を与える運用をしてたと思います。
706JTAC
垢版 |
2019/11/09(土) 14:10:11.79ID:9E2ND+Bk
level of warの重複化は、ウィリアム・リンドの「第4世代戦争」の議論から来てるのでしょう。
第3世代のmaneuver warfareの次の世代として、戦争が非正規な、あるいは非政府な主体となりcenter of gravityが個人の中にある心情や宗教に拡散する「第4世代戦争」に移行すると。

例としてガンジー、キング牧師やチェ・ゲバラが上げられています。

これに好意的なのは米海兵隊ですね。
"warfighting"にしつこくlevel of warの重複図乗せてるしMAGTFにもこの考え方反映されてる。
マーチン・クレフェルトも類似した発想から「戦争文化論」を提唱してると。
707JTAC
垢版 |
2019/11/09(土) 14:26:14.33ID:9E2ND+Bk
ここからは自分の意見ですが、「第4世代戦争論」は「意味がない」と考えています。

クラウゼヴィッツの「戦争の三身(政府・国民・軍隊)一体論」は戦争の組織化の点で、
かなり本質的な論でこれを越えるところに(政治の継続である)戦争は無いと。
(ただの暴力や犯罪はあります。)

ヘルムート・フォン・モルトケ の覚書「戦争と平和」では、パリ・コミューンなど
まともな政府にコンロールされない剥き出しの暴力の悲惨さ、無意味さが切々と書かれています。
モルトケは、デンマークに近い地域の出身で、幼い頃、郷里がナポレオンに蹂躙された経験を持つ。
野放し同然の「フリーダムファイター」の乱暴狼藉の凄まじさを叩き込まれています。

実態として、これは人類史、戦争史の退化、戦祖帰りですね。
「武力管理」は国家戦略次元できちんと成すべき課題です。
正統な代表権を持つ政府が。
708JTAC
垢版 |
2019/11/09(土) 14:35:30.98ID:9E2ND+Bk
支那の「超限戦」やロシアの「ハイブリッド戦」も、「第4世代戦争論の部分的な適用」と見なすことができると思います。
新しい話でもない。

ここ十年はそれなりに成果を上げたようですが、「サイレント・インベージョン」とパターン認識された途端、
どうしいうもない外交的孤立状態に陥った。
有利な国際関係(アライアンス・コアリージョン)を築くという戦略の本来的な目的に照らして「自滅」したわけです。
建設的では無かったわけですね。
2019/11/10(日) 07:24:32.07ID:Z3BT3mhb
相手と目標があれば大体、戦争と同様の手法が適用できるよね
逆説的にゲーム理論なんかもそうだし
クラウゼヴィッツも拡大された決闘であると形容してる

戦争は政治の延長なら
政治などのconflictの手段としてwarがあって、逆を言えばconflictが変わればwarも根本的に変わるというのは変ではないと思う
そして戦争の三位一体は当時の戦争の実現を担っていた主体が政府・国民・軍隊であるわけで
画策・規定をする存在と、その実現を支援・支持する存在、実現の為に直接的に行動し実施する存在と言い換えられる

あと極端な話、政府と国民にあたる部分が曖昧であったり自己完結でも、実行者に価値観さえあれば理論は動作するはず
政府と国民の部分は価値観に影響し、行為の質と結果の妥当性を支援・担保する部分だから
例えばフィリピンの戦後も戦争続けてた残留日本兵だったり
2019/11/10(日) 08:29:40.98ID:Z3BT3mhb
これ関連で調べてたら第5世代の戦争形態みたいなのに行き着いたけど
走れメロスの物語を思い出した
2019/11/10(日) 08:54:45.64ID:Z3BT3mhb
ミス、>710のは4世代
2019/11/10(日) 21:58:28.13ID:I+Z0U4xr
>704
貴官は大きな勘違いをしている
(しかも2000年代初頭の米軍の一部と同様の勘違い)

ソ連の場合、それを規模と捉えてはいけない。
あれは指揮結節の階梯と捉えなければいけない。

そして指揮結節の改訂は戦争次元にリンクする。
2019/11/11(月) 11:20:22.14ID:XphDWRKH
一時期、米軍内において
作戦術は大規模軍隊の運用に必要なもので、昨今の不正規戦ではその価値を減じている
という「作戦術無用論」が論じられていた時期があります。

この時の議論では、戦略と戦術が接近し、作戦次元が完全に重複し、直接的に戦略と戦術が影響しあう
という話も同時並行的に発生していました。

このあたりは情報RMA(幻想)も加わり

たくてぃかる じぇねらる
すとらてじっく こーぽらる

問題となっていました
(そしてクレフェルトがひっかきまわした)
714JTAC
垢版 |
2019/11/11(月) 23:47:23.97ID:/4IoOGts
>>713
今でもJP5-0あたりから極力"operation"という言葉を削減しようと姑息にセマウル運動やってるように見える。

どうしようもなくoperational artですが。
715JTAC
垢版 |
2019/11/11(月) 23:55:07.73ID:/4IoOGts
>>709
戦争も自滅するためにやるもんじゃないし、建設的な結果を求めるなら政治を上位に置かざるを得ない。

さらに、クラウゼヴィッツが活動してた時代頃から決定的に国際政治自体がゼロサムゲームでもなくなった。
2019/11/12(火) 00:04:50.87ID:7cml2/yO
マイケル・ハワードは、戦争や戦略を見ていく上で、各時代による「社会次元」の戦争に及ぼす影響に言及した。
経済や社会秩序によって戦争もかわります。

が、「戦争文化論」は中世部族時代のアナロジーにしか見えないな。
今は封土に極端なフェチズムを感じる戦争はしないでしょう。(ロシアは置いといて)
center of gravityにも多様性があります。
2019/11/12(火) 20:27:51.68ID:x8gJY1pp
コリン・グレイの言う「戦争の窓(消耗vs.機動、攻撃vs.防御、正規vs.非正規etc.)」
「戦争の文法(陸、海、空、宇宙、電子、ゲリラ、核)」
「戦略文化(国民性、地理、軍種、世代)」
分かりにくい概念ですが、グレイが言いたいことは「戦略の継続性(永遠のクラウゼヴィッツ)」
グレイ兵学の必殺奥義。

「あなた方が「RMA」だの「第4世代戦争」だの「核戦略」だの「クラウゼヴィッツは終わった」だの
言ってるのは、特定の「窓」や「文法」や「文化」越しの風景でしかなく、戦争の全体像、継続性が見えてないんだよ」と。
718JTAC
垢版 |
2019/11/12(火) 20:43:04.68ID:x8gJY1pp
「戦略の文法」が特に分かりにくい。
日本人が考える「文法」はかなり堅固で半永続的なニュアンスですが、欧米人の「グラマー」はローカルなニュアンス。
フランクの支配地域がフランス語、チュートンの支配地域がドイツ語、
アングロサクソンのが英語。
(ノルマン・コンクエストの後、公用語はフランス語になってたり)
落ち目のローマ帝国残党のがイタリー語やらスペイン語やら。
グラマー=文法は語学的には正しいんだろうが、ニュアンスは伝わらない。

特定の「文法」(宇宙!サイバー!電磁!宇サ電三兄弟!)のみで「戦争できる!」と言われても
グレイ的には「スペイン語とポルトガル語と朝鮮語?えらくマイナーな半島言語ですね?それが何か?」と軽くいなされる。
(多次元統合防衛、宇サ電三兄弟)
719JTAC
垢版 |
2019/11/12(火) 21:13:16.89ID:x8gJY1pp
「戦争の窓」については、最近の著書では肯定的に書いてる。
究極的にはアドホックな捉え方だという認識ですが、各々の「戦略の窓」に対応した「諸戦略」を通してしか戦略を実践できないという。

グレイも「戦争の階層構造」に「作戦次元」を取込みました。
「機動/消耗戦略」(ルトワック)「順次/累積戦略」(ワイリー)も現代戦略の実践面では評価してると。
720JTAC
垢版 |
2019/11/12(火) 21:27:34.96ID:x8gJY1pp
「戦略文化」については、「劣等人種アジア人」としては「世界観」としたいですね。
「文化」という見方は、暗に我々非欧米人は除外されてる可能性があります。

「文化」という制約条件よりも「世界観」という上位概念を直視することで、
東洋/西洋両方を行来できる我々日本人にとって示唆が得られる。
両洋を包含する巨大なアライアンス、ルトワック兵学の必殺奥義「同盟」を駆使できます。

我々日本は「日英同盟」で国を興し、「日英同盟の破棄」で国を一度滅ぼしました。
(大英帝国も壊滅しましたがね。)
そして「日米同盟」で何とか露命を繋いでいます。
洋を跨げる「世界観」について着目すべきです。
721JTAC
垢版 |
2019/11/12(火) 21:36:56.82ID:x8gJY1pp
奥山本によると「世界観」のさらに上位概念として「死生観」があるという。
「戦略の階層構造」に含めるかはともかく。
直観的にはとても面白いと感じる。
人間である以上、確かに必ず生まれて死にますわな。
2019/11/12(火) 21:49:14.64ID:x8gJY1pp
ただし、現代日本の「政策次元」は明らかに世界観や死生観を欠いてますね。

それが明治日本が「日英同盟」に漕ぎ着けた理由(世界観で共通する要素がある)で
現代日本がさっぱり新規の「同盟」を構築できない理由かと。

九条ですか?
国際的な諸悪を全て見過ごして支那の元首を国賓待遇する?
そこまで命が惜しいのかな。
ほっといても、いずれ個人は死にますよ。誰でも。
如何に生きるか、ではないでしょうか?
723JTAC
垢版 |
2019/11/13(水) 21:57:12.14ID:AKDdQ3mf
中国企業、ソロモンの島を75年賃借か 豪紙報道

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO51119360Y9A011C1FF8000

不謹慎ながら興味深い。

ツラギ島に軍事基地作ろうとしてるみたいですね。
ガダルカナルも支那資本が滲透して一木支隊の慰霊碑も消滅の危機とか。
さらに、中間拠点だったエスピリトゥサント島(バヌアツ)に軍港作ってるとか。
完成の暁には米豪遮断作戦完成。

完成すればですが。
724JTAC
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2019/11/13(水) 22:12:13.07ID:AKDdQ3mf
地球上では不思議と戦争が起きる度に戦場になる地域がある。

欧州ではボヘミア。北アフリカではチュニス(カルタゴ)、バルカンではトランシルバニア(パンノニア)、中近東ではパレスチナですかね。

マグテブルグ(ザクセン)とか「もう許してやって!ライフは0よ!」みたいな。
725JTAC
垢版 |
2019/11/13(水) 23:09:10.54ID:AKDdQ3mf
地図学が発達したのは例によって18世紀のフランスです。

ルイ14世の指令によりフランス常備軍40万が活動する地域の精密な地図が作成されました。
これによって、フランス王国は国土が20%小さいことが判明。
どこぞの北朝鮮なら測量技士が処刑されるとことろですが、太陽王は鷹揚に許容しました。

「余は諸官等に国土を奪えと命じたらしい。」

この地図に従って、フランス常備軍、さらにはナポレオンのグランド・アルメーは「ヴィヴァ!フランス!」「ヴィヴァ!フランス!」「ヴィヴァ!フランス!」
とうわごとを唱えながら分速120歩で行軍し欧州各地を蹂躙しました。

「最強の兵士って知ってるか?・・・・・歩く兵士だ。」
「もし一分間に120歩歩く兵士がいたらそれだけで欧州の地図を塗り替えるだろう・・・・グラン・ダルメ!(大陸軍)」
726JTAC
垢版 |
2019/11/13(水) 23:25:10.36ID:AKDdQ3mf
そして例によって19世紀にプロイセン・ドイツに逆転されました。
アレクサンダー・フンボルトにより社会学としての地理学、
さらには歴史との関わりを分析するカール・リッターの政治地理学が確立されました。

フランスの蛙には不幸なころに、ベルリン大学のカール・リッターはプロイセン陸軍大学でも教鞭をとっており
ここにヘルムート・フォン・モルトケなる学生が混じっていました。
その学生が年食ってから近代的なTerrain Analysisを幕僚活動に組込みフランス帝国軍を完膚無きまで叩き潰しました。
727JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 20:01:54.07ID:SZa0Fdi+
地域見積(terrain analysis)は、事実からなる地域概説(稜線・水系・地表面土質・植生・人工物)と戦術行動に与える影響を分析する地域分析からなり、
敵味方の機動や火力への影響を加味した緊要地形(C/T)、接近経路(A/A)に集約され、
敵の可能行動(E/C)や我の行動方針(COA)の分析に反映されます。
(MDMP,IPB)

一つ確認したいのは純粋地理学の産物ではなく、敵味方の編成装備に左右される。
部隊規模や兵器の射程の影響を当然受ける。
728JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 20:09:14.86ID:SZa0Fdi+
そこで提起したいのは「地政学」って本当かと。
ここはコリン・グレイに逆らいますが、自分は「まやかし」だと思う。

terrain analysisの結果すら時代の編成装備の影響を極めて受けるのに、
かなり長いスパンの国際政治をマクロな地域特性だけで説明する。
無理がありすぎる。

ある意味、カール・リッターやモルトケが作り上げた厳密な政治(軍事)地理学の名を語った「まやかし」ではないかと。
729JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 20:24:38.79ID:SZa0Fdi+
地球上には「戦争が起きる度に戦場になる地域」がある。
時代の変化により各種パラメータが変化してるのにやっぱり戦場になる。
これは、逆に「地政学」の反証材料ではと。

地政学は便利な概念で、説明のイメージ付けでは便利で使ったりしますが、学問的厳密さは明らかに無い。

「地球上でよく戦場になる地域」は、地域の特性以上にヒューマニティが大きいと思う。
これらは、宗教・文化要因で同盟を組まず孤立しやすい民族が所在する地域でもあります。

○ボヘミア→チェック人
○チュニス(カルタゴ)→旧フェニキア人後にベルベル人
○トランシルバニア(パンノニア)→フンガリー人後にマジャール人
○パレスチナ→(言わずと知れた)ユダヤ人

だから外交関係が不安定になり戦争の焦点になる。
730JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 20:36:07.98ID:SZa0Fdi+
ソロモン諸島が、またまたアングロサクソンとチャイニーズの争奪の地になりかかっています。
アングロサクソンは、我々日本人を叩き潰してこの地を軍事的に制圧しましたが、
その後、外交・経済面ではほったらかしにして係争の地域にしてしまいました。
小なりと言えど、日本との関係が深い(平成天皇訪問)パラオは、今でも西側に踏みとどまっています。
アライアンスがいかに重要か、この件でも顕著に思う。

日本も。太平洋諸島との外交関係はどうあるべきか。逃げては駄目だと思います。

(全てと同盟しろという話ではない。時には切ることも必要(例:朝鮮))
731JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 20:46:32.37ID:SZa0Fdi+
小国を侮ることは、大変危険な戦略です。
何故ならば規模が小さいのに生き残ってきた「理由」があるからです。
その多くは「同盟」に起因します。
例えばベネディクト三国やポルトガルのバックにはイギリスとの歴史的な同盟がある。

小国を侮蔑して、自国を大国だの中国だの僭称する連中の先行きは目出度からず。
こういう国とは組まんことです。
(大なんとか民国、中華なんとか国)
巻添え食らって酷い目にあいます。
732JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 21:10:18.64ID:SZa0Fdi+
支那は、ほんとかどうか分かりませんが、「GDPが世界第二位」になったとたん、
日本を含めて「第一位」のアメリカ以外の国を極端に見下すようになりました。

やらせておけばいいw
大変結構なことです。日本にとって。

日本の今の経済的ポジション。
アメリカのマークが外れて快適です。
今後景気が良くなっても「GDP世界第○位」とか強調せんことです。
国家戦略奥義「同盟」で吹き飛ぶ優位にすぎない。
国内と同じく、国際社会でも別に金持ちでも尊敬はされません。
733JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 22:04:38.49ID:SZa0Fdi+
ルトワックがたまに「地経学(geo-economics)」という言葉を使う。
「政治的紛争における経済的手段の使用に関する研究領域」

さすがに、これには反対です。
現代における「ゼニ(銭・通貨)」を本当の意味で理解していないように思う。
ゼロサムゲームで奪い合う類いのものではありません。
ある種の共有されたフィクションで、理論的に発行上限はありません。
強いて言えば、マーケットとサプライチェーンとの関係性ですが、それすら真の上限とは言えない。
イノベーションにかけるクレジット(信用)のレバレッジ(自己資本の約10倍)を説明できない。
10倍も絶対ではなく30倍でも良いのかもしれませんよ?
となると流通するゼニの流量(インターネット上の数字にすぎませんが)は「ポン」と三倍になります。

シリアスに奪い合うのがアホらしくなるでしょう。
734JTAC
垢版 |
2019/11/14(木) 22:13:03.01ID:SZa0Fdi+
国家戦略が目的とするところは「生存」と「繁栄」の国家基本目的だという。

「生存(軍事)」は確かに奪い合うしかない。生きてく土地にも限りがある。

「繁栄(経済)」は「信用(クレジット)」と「関係性(リレーション)」の世界です。奪い合うだけでは得られない。
2019/11/15(金) 22:15:13.90ID:ylmTkS/p
地政学を考察する上でモンゴル帝国の存在はさけて通れないでしょう。
中世までの欧州ではハンガリー平原が騎馬民族のパワーの源で
東から流れてきた民族がここを征服すると大勢力になり猛威を奮った。

ところが近世手前で地球最大の草原地帯のモンゴル高原が最大のパワーとなりユーラシアの中央を支配し全世界に影響を及ぼすようになった、

ハートランドの原形ですね。
この流れはモスクワ公国、ロシア帝国、ソビエト連邦と継承される。
736JTAC
垢版 |
2019/11/15(金) 23:28:27.15ID:ylmTkS/p
チンギスカンの段階で十進法で規格化された「千人隊」が編成され、
それらがチンギス一族を長とする「ウルス」に配属され各々のウルスが四方の大陸に侵攻していった。

各ウルスは大カーンを宗主とする連合王国を形成。
内紛もありましたが、フビライ家とフラグ家のような恐ろしく広域な協同作戦をとったケースもあり、血縁が弱まっても連合政権を二百年維持しました。
この系列で最後に滅びたのはクリミア汗国で実に18世紀まで存在しました。

この組織モデル。ソ連の戦域軍を彷彿させいやーーな気持ちになりなます。
というかまんまですね。

モンゴル帝国が存在する限り、放牧に適した地球上の大草原地域は押さえられてしまい、
少なくとも騎兵の総数では敵あすること能わず。
世界征服の扉は開かれました。
現在でも最もDNAを残した雄はチンギスカンだと言われています。
まさに地球規模で種付けしまくった。
737JTAC
垢版 |
2019/11/15(金) 23:36:27.62ID:ylmTkS/p
モンゴル帝国のドクトリンは実に統合的で自前の軽騎兵集団に加え、城壁を打ち崩す投石機を多数運用した。
また、歩兵も披支配民族を「乗馬歩兵」として運用。
機動と歩騎連合と遠戦火力を大規模に組織化しました。

これらは地政学の肯定要因になるでしょう。
738JTAC
垢版 |
2019/11/15(金) 23:41:52.35ID:ylmTkS/p
一方で中央アジアの真下、インドの最終的な攻略に失敗したのは地政学の否定要因です。

日本人としては元寇をクローズアップしたいですが、マクロに見ればインド侵攻が帝国の拡大の足を引っ張った要因。
二百年にわたり、ずーーーっと一進一退です。
これはどうしたことか?
739JTAC
垢版 |
2019/11/15(金) 23:54:17.62ID:ylmTkS/p
逆に言えばモンゴルの強さとは何か?
我々日本人はどうしても戦術的な要因(騎馬の数、てつはう、兵数)を見ますが、外国の文献は別の要因を分析しており驚きます。

モンゴルら恐ろしいほど綿密な情報戦をしかけてきます。
ヒューミントや戦略偵察により敵心理まで掌握。
分進合撃により心理面で恐慌に陥らせたり、敵を偽装退却で引っ張りだし包囲殲滅したりします。
740JTAC
垢版 |
2019/11/16(土) 23:47:23.42ID:TUTNMMbW
ジョン・ボイド。
またの名を「チンギス・ボイド」と揶揄されてました。
OODAループ、機動戦の観点からモンゴルの教義を絶賛してた。

モンゴルのホラズム遠征(ボイド)
http://fayllar.org/patterns-of-conflict/img26.jpg

広域機動で作戦的な包囲や重心打撃をしかけつつ
巧みにプロパガンダや恐怖を煽り瓦解に導いていった。
2019/11/17(日) 18:01:10.26ID:x1+xk9dD
このへん、一見粗雑なソ連軍が、ときに信じがたいほど綿密な戦術を駆使するのと類似性を感じる。

クルスク戦のとき、中央方面軍隷下のFSCCは、ドイツ第9軍の砲兵陣地を一門単位まで把握して対砲兵射撃を準備していたという。
その情報に対する綿密さ、緻密さ。手段を選ばない執念

「血」は争えませんね。
ロシア人のDNA調べると凄いことがわかるでしょう。
742JTAC
垢版 |
2019/11/17(日) 21:51:13.98ID:x1+xk9dD
モンゴル帝国のインド侵攻はチャガタイ・ウルスを中核にかなり執念深く継続されましたが、結局成功しませんでした。
戦術的には幾度も大勝利を治め、カナウラスという例によってモンゴル人のDNAを持つ落し子を大量発生させましたが。
征服しても征服しても、地方の大守達の離反を防げなかった。
宗教・カースト含めインドの多様性を御しきれなかった。

かくして、ユーラシアのかなりど真ん中にマッキンダー流のハートランド地政学では説明困難なブラックホールが聳え立つことになりました。

海洋帝国イギリスは、インド支配の崩壊きっかけで帝国を失い、
悪の大陸帝国ソ連がインド・パキスタンと関係が深いアフガニスタン侵攻で国力を失い崩壊した。
古くはマケドニアのアレクサンダー大王もインド攻略にしくj
743JTAC
垢版 |
2019/11/17(日) 21:52:55.72ID:x1+xk9dD
インドは地政学にとって鬼門と言えるでしょう。
744JTAC
垢版 |
2019/11/17(日) 22:07:20.81ID:x1+xk9dD
モンゴル帝国も、火器の登場前後に衰退し、後継といえるティムール帝国も衰退したころ。
モンゴル帝国貴族の地を引くバーブルとその子孫によって、なんとインドは征服されてしまいました。
ムガル帝国です。

ムガル帝国の軍はモンゴル・ウルスの伝統も継承してますが、地政学的な繋がりは欠いていると言えるでしぃう。
なんせ、二代目で一度滅亡しペルシャやらイスラムやらのごった煮になった。
この一族、モンゴルには愛着がなくインドに土着化する戦略をもっていました。

この帝国が建築したのが、インドで、あるいは世界で最も美しい建築物と言われる「タージ・マハル廟」です。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bd/Taj_Mahal%2C_Agra%2C_India_edit3.jpg/275px-Taj_Mahal%2C_Agra%2C_India_edit3.jpg

インドが説明できたら地政学ももう少し株が上がると思いますが。
頑張ってみて下さい。
745JTAC
垢版 |
2019/11/19(火) 16:11:54.37ID:tYsSFhIe
米軍トップ、在韓米軍“撤退”示唆 GSOMIA失効期限にらみ異例の「圧力」 朝鮮日報は「核武装すれば不要」の異常

「ドナルド・トランプ米政権が、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権にかつてないほどの「圧力」をかけている。
日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効期限(23日午前0時)を見据えて、世界最強の米軍幹部が続々と韓国入りしているのだ。
米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は「在韓米軍の撤退」まで示唆して、事実上、レッドチーム入りしている文政権を恫喝(どうかつ)した。
これに対し、「核武装→在韓米軍不必要」と説く韓国メディアも登場した。
14、15日にソウルで開催される米韓国防当局の協議が、最大のヤマ場となりそうだ。」

zakzakネタどうよ?とはさておき。
今回ばかりは「在韓米軍撤退」の公算大。

理由

1 GSOMIA延長の決裂
在韓米軍の司令部が機能しなくなる。
日本の海空自のエリント、衛星のイミント、情本のシギントが入らずブラックアウトしたCOPをボーーッと眺めててもね。
時間の無駄だし。

2 駐留経費問題
トランプの性格の問題もありますが、五倍にふっかけています。
アメリカ側も同盟国への態度ではありませんね。
この同盟。先が無い。

3 事実上の決定権者の動向
決定権者はマルドメを主導するマーク・ミリー大将です。
トランプも現段階ではミリーの提案に従うと思われ。
マルドメのoperational frame上、南朝鮮が「不可欠か?」「斬ってもいいのか?」の判断。
今までのミリーの署名した文書をみる限りでは「斬れ」ます。
日本のclose tactical areaが矢面に立ってしまいますがね。

結論:在韓米軍撤退の公算大
大きな「地政学」的変動ですね。
746JTAC
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2019/11/19(火) 16:24:22.10ID:tYsSFhIe
南朝鮮の核武装論。
軍事的には当然有効です。
だが、国家戦略の位相全体を見てどうかと。特に外交、経済面。

軍事戦略は、あくまで政治目的達成の手段であり、外交、経済、情報etc.と調和を図る必要があります。
クラウゼヴィッツは、やはり、どうしようもなく正しいのです。
核も含めて、戦争は有利な講和、同盟関係の構築のためにある。

さしあたって、在韓米軍撤退後に南朝鮮が核武装を宣言した場合、すかさず北朝鮮への経済制裁が南朝鮮にも適用され石器時代(stone age)に逆戻りです。

日本の核武装論者にもそこを良く見てほしい。
外交、経済、情報面全体を考察して決断すべきです。

例えば、同じ米国の同盟国のイスラエルは、明らかに持っていますが、核保有の宣言はしていません。
そこにアメリカとの外交上のコンセンサスがあるわけです。
747JTAC
垢版 |
2019/11/19(火) 16:38:32.36ID:tYsSFhIe
軍事面では不利点もありますが、外交面で見ると米国の西太平洋の同盟国は、ほぼ日本に一本化される。
対米関係はかなり強化されると言えましょう。

軍事面では、対馬と北九州の防衛を固めるしかありませんが、
これと平行して「前方(敵地)での防衛作戦」を真剣に考えて欲しい。
朝鮮半島を南下する敵LOSへの打撃、攻勢も併用して縦深で止めるのです。

皆の生命がかかっています。
政治には真剣に考えて欲しい。
2019/11/19(火) 16:48:39.39ID:tYsSFhIe
国家戦略って、やはり「デシプリン(規範)」が大事ですね。
感情に任せて動くとたちまち自滅です。
ルトワックとグレーを読み返
749JTAC
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2019/11/19(火) 21:36:22.82ID:n7jk8XsC
アメリカの同盟国になるとはどういうことか?

信じられないほど明けっぴろげにドクトリンに関する情報が続々と入ってきます。
逆に言えば、日本は日米安保といいつつ、真のアライアンス(価値観を共有する同盟)ではなかった。強くそれを感じます。
日米安保は、アドホックなコアリージョンでしかんかった。
日本自身もコアリージョンにしか参加してなかったですとね?
区別すら認識してなかったでしょう。滑稽です。
少しその区分を学びましょう。日本にとって生存を左右する重要なことです。

南朝鮮はそれを失います。
日本はそれを得る「チャンス」を得ます。Operational artとMilitary historyのことです。
これがMilitary doctorineの根幹です。
アメリカ経由で入るのはやや残念ですが。起源以前にまずは入ること。
750JTAC
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2019/11/20(水) 13:51:42.14ID:7tCTQUDu
「香港人権法案」米上院が可決

https://article.auone.jp/detail/1/4/8/12_8_r_20191120_1574208042212322

「自由のために戦う香港の人々へ。私たちはあなた方とともにあり続ける。中国政府があなた方の自治を弱体化させるのを座視しない」

む、かっこいいですね。
何故、長年、支那に国土を脅かされてきた日本がこのポジションでないのか?
「正統性」も戦略の重要なファクターですが。
751JTAC
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2019/11/20(水) 13:56:22.21ID:7tCTQUDu
政治的正統性「だけ」では戦略は成りたちませんが、政治的、正統性「も」戦略位相の一部です。

支那とつるんで分け知り顔に下衆な笑いを浮かべていると滅びますよ?
国が。
752JTAC
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2019/11/21(木) 00:15:28.61ID:mZLi3w3V
コリン・グレイは、国家戦略の構成要素(軍事、経済、情報、テクノロジーetc.)のことをdimentions(次元)と表現しています。
ところがlevel of war(戦略、作戦、戦術)の垂直構造も日本語では「次元」が当てはめられることが多い。

混同を避けるために国家戦略の構成要素(軍事、経済、情報、テクノロジーetc.)については、
水平方向のイメージを醸し出すため「位相」と表現しています。
野中郁次郎氏の「戦略の本質」の訳を準用しています。

ただ「位相(phaese)」もあまり良い約とは言い難く、もっと良い言葉があったら置き換えたい。

グレイは17もの位相をあげていますが、これは絶対なものではなく、主眼としては「欠落」要素が無いことです。

そして、その中には「倫理」もがっつり入っています。
もちろん倫理だけで勝てるほど戦争は甘くはありませんが、無視すると負ける、ということです。
753JTAC
垢版 |
2019/11/21(木) 22:01:26.18ID:KCpTFYqN
グレイの戦略の位相は、大区分として、最も根本的な「政治と人間」、
それから「戦争の準備」(兵站、情報、教義、科学技術etc.)、「戦争そのもの」(軍事作戦、指揮、地理etc.)
と人間性の根本から戦争までの同心円的に展開される。

その内、「政治と人間」はpersonalな「人間」、これがより集まって「社会」「政治」「文化」と区分され、最後に規範である「倫理」がきます。

ある意味、最もリアリストなグレイ兵学でも、人間をありのままに見つめれば、「倫理」も戦略の位相と言わざるを得ない、と。
754JTAC
垢版 |
2019/11/21(木) 22:11:22.47ID:KCpTFYqN
(それが本当かどうかはさいておき)、グレイは「倫理」が戦略位相として効いた事例として、
ナチスドイツに対する連合国兵士の高い士気を上げています。

また、皇軍思想に基づく大日本帝国軍兵士の高い士気。
実際に戦場で威力を発揮しただけに逆に危うい魅力があります。
「統率の妙」恐るべしです。同時にこの位相を過信し過ぎると危うい。
あくまで位相の一つなのです。
755JTAC
垢版 |
2019/11/21(木) 22:30:48.93ID:KCpTFYqN
三国史の魏の武王こと曹操は、孫子の註釈、つまりは我々目にしている孫子は実質、曹操の筆による。

この曹操が覇権争いの中で打った施策、「天子奉戴」は、後智恵の我々には違和感ありませんが、
当時は意外な目で四周の他勢力に評されました。
力を失った後漢王朝の皇帝を担いで何の意味があるのか?

結果として、皇帝を手中に納めることで清流系の士大夫、知識人が曹操陣営に集り、
ブレインパワーの総和で最大の仮想敵・袁紹陣営を凌駕していった。
戦略位相「倫理」。恐るべしです。

世界史的にも人口が数分の一になってしまった三十年戦争並の究極乱世でも
「倫理」が威力を発揮したのは驚きです。
「皇帝陛下に弓引く逆賊○○を、丞相自ら奉勅し討ち果たす!」
これが累積的な効果があったことは否定できない。
756JTAC
垢版 |
2019/11/21(木) 22:39:06.71ID:7pk1b2Rq
日本人は、命惜しさに未だに憲法九条だの護憲だの後生大事に抱えている割りには、
国際関係論ではやけにリアリズムを気取り、5chでも香港民主派に対し、変に冷笑的態度をとる輩が多い。

ありのままを見ては?
過大評価も禁物ですが、「倫理」位相での優位性は彼らにありますよ?
そしてアメリカ議会上下両院とのアライアンスが確認されました。
日本の国益はどちらにありますかね?
757JTAC
垢版 |
2019/11/22(金) 17:39:40.80ID:a0EywNlc
GSOMIA「協定終了を停止」韓国政府が日本政府に伝える

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191122/k10012187301000.html

「23日午前0時に失効が迫る日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについて、
韓国政府が、日本政府に協定を終了するとした通告を停止する方針を伝えてきたことがわかりました。
これにより、協定の効力は維持されることになります。」

つまらーーん!
へたれがっ。
758JTAC
垢版 |
2019/11/22(金) 20:51:46.66ID:aNdKgjRk
安倍首相「韓国も戦略的観点から判断」GSOMIA失効回避

https://www.sankei.com/smp/politics/news/191122/plt1911220038-s1.html

「安倍晋三首相は22日夕、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効が回避されたことを受けて
「韓国も戦略的観点から判断したのだろう」と述べた。
官邸で記者団の取材に応じた。」

余裕綽々の勝利のコメントは結構ですが。

「戦略」とは「ある政策」を達成するための国力(軍事・外交・情報・経済etc.)の使用に関する方法論です。
明らかに「赤化統一」をもくくろむ先方の目的に鑑みると「戦略的観点」からヘタれたのではない。
もっともエモーショナルな次元でしょうね。
(米国の脅しの恐怖>自尊心)
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