台風19号で八ッ場ダムに称賛の嵐 「治水事業に無駄などない」との声も

 台風19号による河川の氾濫が相次ぐ中、国が来春の運用開始を目指し、10月1日に貯水試験を始めた
ばかりの八ッ場(やんば)ダムに称賛の声があがっている。
 
 2009年9月17日、鳩山内閣の下、前原国土交通大臣は、突然八ッ場ダムの建設中止を明言。これは、
地元住民の意見、関係市町村、共同事業者の1都5県の意見を聞くことなく、国が一方的に判断したもの
だった。

 2011年12月22日、前田国土交通大臣は、国交省政務三役会議において「八ッ場ダムの建設継続」を
決定したことを発表。2013年5月15日に「利根川・江戸川河川整備計画」が策定され、「八ッ場ダム」が盛り
込まれた。
 2016年6月14日からコンクリート打設を開始し、2019年6月12日に打設完了式を開催。
また、2019年10月1日には試験湛水(たんすい)が開始された。

 周辺では11日未明から13日朝までに累計347ミリの雨が降り、山間部から流れ込んだ水でダム湖の水位
は約54メートルも上昇した。

 八ッ場ダムがなかったら、群馬県が終わっていたという声もあがっている。
「無駄な治水事業など無い」
「民主党政権のままだったら下流は今頃大洪水か」
「これで助かった命はたくさんあるんだろうな。現場の方、大変お疲れ様でした」
旧民主党政権が実施したパフォーマンス仕分けのようなものは、いらないものと言えるのかも知れない。
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