【軍事ワールド】イランの軍事機密が丸裸に 上空を突っ切ったのは米軍ではなく…

 核開発をめぐり米国との軋轢がエスカレートしているイランで、主要都市を守る空軍などの
防空体制が“敵”の手によって丸裸にされ、空軍幹部が秘密裏に処分されていたことが7月末
に明らかになった
 米外交専門誌「ナショナル・インタレスト」などによると、イランに対する領空侵犯は2018年
2月に起こった。侵入したのは米国ではなく、イスラエル空軍の2機のF−35だった。
 イスラエルのF−35はこの際、イランの首都テヘランをはじめホルムズ海峡の要衝バンダレ・
アバス港やカラジラーク、イスファハンといった主要都市の上空を旋回し偵察。
 一説にはイランの核関連施設なども偵察し、写真撮影などで多くの情報を得て引き上げたと
いう。
 この飛行直後に事態を報じた中東クゥエートの日刊紙「アル・ジャリーダ」によると、イラン空軍
はこの侵入を全く探知できず、領空に入られたことさえ気づかなかった。
 スクランブル(緊急発進)やレーダー照射といった、侵入を探知した際に起こる当然の反応が
全くなかったのだ。
 報道の直後にイラン最高指導者のハメネイ師が革命防衛隊などに調査を指示した。調査に
よれば、イランの上空を守るはずの防空システム、中でも最新鋭とされるロシア製地対空ミサイル
S300を統括するレーダーは、ステルス機を全く探知できていなかった。
 イスラエルからイランまで飛ぶためにはシリアやイラク、トルコなど他国の上空を飛ばなければ
到達できない。実際にはF−35はシリアとレバノンの上空を突っ切ったとの報道もある。
ttps://www.sankei.com/west/news/190806/wst1908060002-n1.html

やっぱりF35はできる子だったか