毎日新聞が200人規模の早期退職、役員の呆れた「仕事削減策」に怒る現場 | 週刊ダイヤモンドSCOOP | ダイヤモンド・オンライン
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「テレビ見て取材する方法も」呆れた役員発言
 さらに、社員らの怒りの火に油を注いだのが、松木氏が団体交渉中に発した
「(突発的に発生する事件は)テレビを見て取材する方法もある」、
「発表モノで県版を埋めてもいい」という発言だ。

 社員からは「現場発の独自の記事を書こうと日夜取材に励む記者をあまりにバカにしている」、
「報道機関の役割を根底から覆す発言だ。当局発表の裏を取ったり、当局が発表しない事実を見つけたりすることが新聞の使命なのに」といった非難が殺到し、松木氏は釈明に追われた。

あるOBは「規模や給与水準で他の全国紙に肩を並べようという意識を捨て、ジャーナリストとしての働き甲斐を提供する会社と言い切るべきだ。
意識の高い記者の集団になれば部数が下げ止まり、精鋭だけが残ることで給料も上がるかもしれない」と抜本改革の必要性を強調する。