>>144
やっと具体例が出て来たな
>トリガーフィンガーを使うかグリップを解くかしなきゃないけない位置
カラシニコフだってVz58だってその他ブルパップ式小銃の大部分だって握ったまま操作できる位置にセレクターは無い。
簡単に解除・操作しやす過ぎるのは却って危険なので採用する軍の思想次第だろう。
簡単に解除出来て誤操作もしやすいセレクターは必ずしも優れていない。

>アレ3タの順番
>特にベテラン向けモードの連射がニュービーモードの3点より先に来てる設計は異常だとすら言える
89式は高度な制退器と二脚を備えていて、フルオート時の反動軽減を考慮している小銃。
過度にセミオートに拘り”ワンショットワンキル幻想”に染まった米軍は必ずしも正しくないし世界標準でもなんでもない。
元々アサルトライフルはライフルと短機関銃の中間であり、フルオートを多用する事前提の武器である。

>>145
64式は製造方法も設計思想も太平洋戦争時の思想がまだ強く残っていた
安全装置は解除しやすいと何かに引っかかって解除されて危険なのでわざと解除しにくいように設計された結果だ

「安全装置」は安全の為についているので、解除が簡単なほど危険で安全装置としての価値は下がっていく。
解除のしやすさか安全さどちらをどのくらい優先するかだけの問題だね。これは考え方次第で、
そもそも引っ張って回す動作が容易に出来ないような状況であれば撃ってもどうせ当たらないだろうから撃たない方がいい。
引っ張って回すような時間が無いならば隠れるなり撃つのではなく殴る方が有利だろうと言える。

89式では引っ張って回す方式ではなくなったが、これは「日本人がアメリカ人並みに不器用になった」事も関係するかもしれないね。
昭和の子供は竹ひごや木をナイフで削って日常的に工作をしていたが、
89式ならば1970年前後生まれの若者も使うようになってきて、このころは予めカット済みで接着だけすれば組み立てられる木製模型などが出始めている。
あとは64式の頃なら物資不足で、米軍と共同作戦をしても米側から一方的に供与を受けるだけだったろうが、89式の時代ならば自衛隊が米軍に物資を支援するケースも考えられるので、
不器用なアメリカ人でも操作できるセレクターの方が合理的と言える。