M31を使用できない設計のまま89を配備したということは
少なくともM31以外の何かを配備することが当初から決まっていたということだが
使用可能な擲弾調達が06式まで先送りされたのは妥協というより異常事態だ
そもそも擲弾の選定は89開発と並行して進められたはず(普通はそうする)だから
当時はM31でも国産新小銃擲弾でもない「なにか」を、あてにしてたということだろう

つまり(おそらくラ国の)M203は89の計画段階においてずっと既定路線だったんだと思う
それが冷戦終結後の03中期防で見直されたんじゃないか
だから(初期に配備された)89の設計が(ラ国の)M203を想定していても不思議じゃないと思う