ロマンスとプロパガンダ 中国共産党、マルクスのアニメ化で若者取り込み狙う

中国共産党が、ドイツ人の社会主義思想家・経済学者のカール・マルクス(Karl Marx)を主人公に抜てきしたアニメシリーズで若い世代の支持を獲得するという新たな作戦に出ている。
この作品に登場するマルクスは従来のイメージとは異なり、ひげを生やしていない。体形もスリムで、おまけに、どうしようもないロマンチストだ。
「カール・マルクスに関する書籍はたくさんあるが、若者向けのものはあまりない」「そのギャップを埋めたかった」と、脚本を担当した卓絲娜(Zhuo Sina)氏はAFPに語った。
「もっと多くの人々にマルクスとその生涯に興味を持ってもらい、より肯定的に理解してほしい」
アニメ・漫画好きの中国の若者たちに人気の大手動画共有サイト「ビリビリ(bilibili)」で1月から配信されている「領風者」の再生回数は、すでに500万回を超えている。ただ、大手レビューサイト「豆弁(Douban)」での評価は5段階評価で星2つと辛口だ。

https://www.afpbb.com/articles/-/3214650


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