嘲笑する政治が生んだ差別、同調圧力 安倍政権の6年半 (朝日 7/6)

笑いは人間関係の潤滑油だ。ただし、他人を見下す笑いとなれば話は違う。

安倍晋三首相は2月の自民党大会以降、民主党政権を「悪夢」と言って会場の笑いを誘うあいさつを十八番(おはこ)にしてきた。
5月には、自民党の二階、麻生、細田の主流各派のパーティーに顔を出し、「悪夢」発言を繰り返した。
笑いや拍手は確かに起きた。それは、さげすみの笑いだった。

「政治の混乱と停滞に終止符を打つ」。 2012年末、民主党に代わって政権に復帰したころ繰り返した首相の言葉だ。
あれから6年半。今年6月、通常国会閉幕後の記者会見では「再びあの混迷の時代へと逆戻りするのか」を参院選の「最大の争点」とした。

民主党政権の失敗と比較して野党を揶揄、こき下ろす。 身内で固まってあざ笑う――。
自分が相手より上位にあり、見下し、排除する意識がにじむ。
首相も支える官邸スタッフも代わらず、国会では野党を圧倒する議席に支えられた強固な権力基盤の中で、「嘲笑する政治」が6年半、
まかり通ってきたのではないか。

笑われる野党にも責任がある。 ただでさえ小口化したのに、いまだに主導権争いと離合集散を繰り返している。
民主党政権の中枢にいた一部政治家に至っては、無節操に自民党の門をたたいている。(後略)
https://www.asahi.com/articles/ASM747FRFM74UTFK036.html?iref=comtop_8_01

アサヒル的にはあんだけ完全に失敗のみを重ねたわが政権与党を一切批判してはならず、敬意のみを払えとか抜かしてます。

圧倒的多数の国民にとっての悪夢の3年半でしたが、国民を騙してまんまと肝いりの傀儡政権をでっち上げたわが政権与党時代は
アサヒルにとって夢と希望の3年半だったでしょうからね。