“貨物船で賠償を” 北朝鮮に拘束後死亡大学生の遺族が訴え
NHK 2019年7月6日 14時29分拉致

北朝鮮に拘束されたあと、2年前に死亡したアメリカ人大学生の両親が、北朝鮮による損害賠償に充てるため、アメリカ政府が
差し押さえた北朝鮮の貨物船を利用するよう求める訴えを起こしました。

アメリカ人大学生のオットー・ワームビアさんは、北朝鮮で1年以上拘束されたあと、脳に障害を負っておととし6月に帰国し、
まもなく死亡しました。

アメリカの裁判所は去年、ワームビアさんが亡くなったのは、北朝鮮の拘束と拷問が原因とする両親の訴えを認め、北朝鮮に
5億ドル余り(日本円で540億円余り)の賠償金の支払いを命じましたが、北朝鮮は支払いに応じていません。

このため、両親の弁護士によりますと、両親は、アメリカ政府がことし5月に国連の制裁決議違反の疑いで差し押さえたと発表した、
北朝鮮の貨物船「ワイズ・オネスト」(1万7061トン)を賠償金に充てるよう求める訴えをニューヨークの裁判所に起こしたということです。

両親は「北朝鮮に息子の死の責任を取らせるため資産の差し押さえの努力を続ける」と話しているということです。

一方、北朝鮮は、貨物船の差し押さえは米朝首脳会談での合意の精神を全面的に否定するものだと反発し、返還を求めていて、
アメリカの今後の対応を注視しているものとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190706/k10011984671000.html

流石アメリカはやる事がエゲツナイ。

拷問死した米国人学生への賠償として北朝鮮で2番目に大きい虎の子の貨物船を押収/売却なんて黒電話頭涙目。