中国軍の空母で思い出したのは
空母を保有、建造しているのは上海閥が優勢な北部戦区
彼らの目的は朝鮮半島、日本列島を屈服させ、米中の海軍で大平洋を二分する事だった
そのためのツールとして大型空母多数を作るつもりだったようだが、この計画は頓挫するんだろう

本来大平洋を二分するのは日米の海軍であって中国軍はあくまでも陸軍国
ユーラシア大陸から日本列島までを一つの大陸として見ると分かりやすい
日本列島の存在意義は米国で例えるならワシントン州やカリフォルニア州、太平洋に出る艦隊の根拠地

それでも従来日本は大型空母を導入する選択をしなかった
何故ならWW2終結よって、日本列島までがアメリカ大平洋艦隊の平時からの守備範囲になったと考えたから
アメリカが日本に強力な軍備を置き、日本に軍拡を求めなかったのはその証だと言っていい

だが今回安保破棄までちらつかせて日本に軍拡を求めてきたのはその関係を変えたがっているという事
日米同盟関係を維持したままで、日本海軍にユーラシアの最外縁としてプレゼンスを発揮してほしいという事だ
最近の急速な日中接近はそれを習政権が呑まざるを得なくなったとも考えられる
インド太平洋戦略もそういう視点で考えないとな