>>921お疲れ様です。

富岳はA64FXをTofu-Dによって結合しているスパコンとなります。
余談ですが性能は倍精度で405PFLOPS以上となっています。
単精度や半精度なら性能は跳ね上がりますので、最近の考えでは立派にエクサスケールスパコンです。
A64FXはArmのSISDをコアとし大規模SIMDが統合されたCPUです。
これの超並列なので確かにSIMD大並列スパコンなのですが、アクセラレイターという考え方が入っています。
アクセラレイターはTofu-Dにより密に結合されたクラスタで、親である制御クラスタ下に仮想的にぶら下がる形になります。
制御クラスタにアクセラレイターはいくつぶら下がっても構わない事になっています。
ただしアクセラレイターが他のアクセラレイターへは介入できませんし、制御クラスタ側への介入も確か出来ないはずです。
制御クラスタからのアクセラレイター介入は疎となり、各アクセラレイターの仮想メモリ空間も独立しています。
制御クラスタがCPUライクでアクセラレイターがGPUライクなので、ヘテロジニアススパコンといったふうにとらえています。
SIなのかMIなのかは本当に微妙なところでして……
アクセラレイターを並列させた場合は複数命令をシリアライズすることなく発行可能なので、制御クラスタから見た場合はMIなんじゃないかなと考えています。

どちらがどちらを内包するかの話になるので多分異論あるとは思います。
>>860の書き方は簡略化しすぎて不用意な書き方でした。
すみません。