日本側の主張が一貫しないのは何でなのかな?


日本政府が、韓国に対する輸出規制措置の理由に挙げている「不適切な事例」が輸出品の北朝鮮への不法搬出ではないと明らかにした。
安倍晋三首相をはじめとする日本政府の要人が北朝鮮と関連があるというニュアンスで相次いで発言したが、公式会議の席上では態度を変えた。


日本政府は、韓国に対する輸出規制措置を発表した1日、「両国の信頼関係が損なわれたこと」を主な理由に挙げ、日本国内でも自由貿易の精神に反する措置という批判に直面した。
すると、日本政府内の主要人物が特別な根拠も示さずに、北朝鮮または第3国に韓国が輸出品を不法搬出しかねないというニュアンスの発言を相次いで発した。
日本国内の反北朝鮮感情を利用して、韓国を安全保障上の問題国家に仕立て上げる意図が伺えた。

安倍首相は「韓国は『(対北朝鮮)制裁をきちんと守っている』 『(北朝鮮に対して)しっかり貿易管理をしている』と言っている」としながらも
「(だが)徴用工(強制徴用)問題に対して国際的な約束を守らないことが明確になった。貿易管理も守らないと思うのは当然だ」と話した。

安倍首相の側近と言われる萩生田光一・自民党幹事長代行は4日、フジテレビに出演して
「(化学物質の)行き先が分からないような事案が発見されたので、こうしたことに対して措置を取るのは当然と考える」と話した。
フジテレビは、与党幹部の発言を引用して「ある時期、フッ素関連物品(高純度フッ化水素・エッチングガス)の大量発注が急に入ってきたが、(輸出した後)韓国側の企業から行方が不明になった」として
「(エッチングガスは)毒ガスや化学兵器の生産に使用できるもので、行き先は北だ」と報道した。

http://japan.hani.co.kr/arti/international/33889.html