>>845
>この本のもう一つの大きな特徴は,「となりのトトロ」で有名なアニメーション監督「宮崎駿」氏の推薦文が付いていることでしょう。

そして小林ゲンブン先生の漫画「ハッピーティーガー」の小説版を執筆したのは梅本弘氏ですが、実はこの小説には漫画版には
登場しないパヤオをモデルにしているキャラが登場しています。

主人公バートル(川島少尉)とSS戦車兵ゾーレッツは、日本にタイガー戦車とその他ドイツ製先端兵器を送り届ける為に
輸送潜水艦に乗ってインド洋経由で東南アジアに寄港しましたが、この二人に同行する日本人技術者がパヤオ相当の
キャラでした。 そしてパヤオもタイガー戦車に乗ってビルマの英軍と戦うのです。

その独特の蘊蓄と口調はモデルグラフィック誌でのパヤオのそれとまんま同じであり、続編の「逆襲の虎」では一度ビルマで
水没処分させたはずのタイガー戦車をすんでの所でリリースし、そのまま潜水艦でサイパン島に奇襲上陸を仕掛けました。

この激戦を3人とも生き残り、エピローグの現代の東京で3人が再会する所で物語を〆ました。