京アニの件は、法的な防火対策には適合していたが、今回のケースではそれだけでは不足していた、というだけの話だから。
どうも問題があると表現すると、京アニに非があったと解釈して頭に血が上る人が多いけどそうではないのだ。

そして消防法も建築基準法も、法律は守るべき最低ラインの基準を示しているだけで、それを守れば絶対安全という事ではない。
実際に最悪レベルの犠牲者が出てしまった以上、対策が不十分であったという事実は覆せんのよ。
で、不十分な事が分かったから、今回の事件を教訓に法改正で基準が厳しくなるかもね、という話が出てくる訳で。

後はコストと発生頻度と被害の大きさのバランスで、どの水準が妥当なのか?という落としどころを決める事になるだろう。