2019.07.25
グリペン好きなブルガリア大統領、署名したF-16V導入契約を拒否
https://grandfleet.info/military-trivia/president-of-bulgaria-refuses-contract-to-introduce-f-16v/

ブルガリア政府が承認した総額12.5億ドル(約1,354億円)のF-16C/D block70/72(通称:V仕様)導入契約について、
ブルガリアの大統領、ルメン・ラデフ氏が拒否権を発動し契約に承認を与えなかった。
(中略)
米国が承認した16.73億ドルという契約金額は、ブルガリア議会がMig-29を更新するために承認していた予算の上限を超えており、
ブルガリア政府は米政府に対し、F-16Vの導入に必要な契約の総額を12億ドル以内に収めること要求し、
最終的に総額12.5億ドル(約1,354億円)、当初の価格から4億ドル(約430億円)以上の割引を受けて契約が合意に至った。

それでも、1機あたりの導入費用(機体単価ではない)は、約1.5億ドル(約162億円)と非常に高額だ。
(中略)
空軍パイロット出身のラデフ大統領は元々、スウェーデンのグリペンのような価格の安い戦闘機が好みで、
一度はグリペン導入が決定していたが、決定に絡む汚職問題で白紙に戻り、Mig-29の後継機選定のやり直しの結果、
選ばれたのが米国のF-16Vだった。

ラデフ大統領が並べた理由は最もらしいが、結局の所、高価なF-16が気にいらない、グリペンの方が好みというのが最大の原因かもしれない。
(以下略)
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ここまでくると、グリペン厨だな(´・ω・`)>ブルガリア大統領