米政権、死刑執行再開へ=連邦レベルで16年ぶり
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【ワシントン時事】米司法省は25日、連邦レベルの死刑執行を16年ぶりに再開すると発表した。
トランプ大統領は死刑執行に積極的な立場。州レベルで死刑制度廃止の流れが進む中、
これに逆行する動きとして議論を呼びそうだ。

バー司法長官は声明で、子供を拷問の上で殺害する罪などに問われた5人に対し、12月から
来年1月にかけて死刑を執行すると発表。「立法府は死刑を明確に認めている。犠牲者やその
家族のため、刑を執行する義務がある」と強調した。
人権団体によると、州をまたぐ事件などを管轄する連邦政府の死刑囚は、全体の約2%の62人いる。
トランプ氏は、薬物密売人などを罰する手段として死刑の必要性を強調。就任後、再開に向けた
準備を指示していた。
連邦政府は以前、意識を失わせ、まひさせ、心臓を止めるという3種類の薬物を使用していた。
だが、同様の手順をとる州で、注射された薬物が十分に効かずに死刑囚がもだえ苦しんで死亡する事態が発生し、
オバマ前政権は薬物について検証するよう求めていた。トランプ政権は今回、一部の州で使用実績がある
麻酔薬のみを導入することで再開に道を開いた。


いいぞ、その調子でガンガン行こう。
ちなみに死刑制度の是非は次の大統領選の争点の一つになるかもしれないらしく、全体では賛成反対がほぼ半数で拮抗、
共和党支持者の8割弱が賛成、民主党支持者の7割強が反対という、これまた国論が二分しそうなテーマだったり。