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「反日を煽っているのは文大統領自身なのです。大統領は『北朝鮮との経済協力で平和経済が実現すれば、一気に日本の優位に追い付くことができる』などと挑発的な発言を連発した。
もはや韓国政府が率先して、反日運動を煽動しているといっていい状況になっているのです」
親日発言をしたことで、国内で“売国奴”扱いをされ恫喝や脅迫を受ける例も多い。
物言えば唇寒し、という空気が確かに韓国内には充満しているようだ。
そんななか物議を呼んでいるのが、韓国で7月15日に発売された『反日種族主義』という本の存在だ。
同書は韓国人学者ら6人による共同著作で、反日種族主義(反日民族主義の意味)の嘘や、その危険性を解説した一冊となっている。
執筆者の一人である李宇衍(イウヨン)・落星台経済研究所研究委員に話を聞いた。
「今まで韓日関係は正常な関係ではありませんでした。
なぜならば、歴史問題において韓国側から歪曲された話が多く流布され、日本は大きく傷つけられてきた。
特に慰安婦問題と徴用工問題では、事実を歪められ、日本を非難するための道具にされてきた。
今の韓国政府は(日韓基本条約が締結された)1965年以降、最も反日的な政府です。
いつこのような事態(日韓経済摩擦など)が爆発してもおかしくない状態でした。
だから私たちは、文在寅大統領を始めとする反日種族主義者たちと討論し、正していくことが必要だと考えてこの本を執筆したのです」
昨年、韓国大法院によって下された徴用工裁判における日本企業に対する賠償命令判決は、今日の日韓関係の破局状態を招くきっかけとなった。
李宇衍氏は労務問題の専門家として、徴用工問題の研究も行なっている。
「徴用工へのヒアリングを重ね、資料を研究した結果、強制連行や奴隷労働はなかったといえる。
韓国人は日帝時代、多くの人が強制的に引っ張られ奴隷のように働かされたと思っています。
しかし、日本の制度的にはそうしたものは存在しなかった。それは次の3つのことからも明らかです。