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481 Socket774 (ワッチョイ 5fda-bW7s) sage 2019/09/29(日) 10:06:55.76 ID:WesiWz9W0
まずは外観を見ていこう。ケースは漆のコーティング加工が施された木製で、職人の手作業により一つ一つ作られている。
フロントが大きく開く構造は『魅せる』PCの構築に適している。標準では5インチベイやフロントパネルは設けられていないが、
この観音開き構造のため自由なアクセスが可能であり、好きな位置に設置することが可能だ。
このケースの大きな特徴として、ケースファンは搭載されていない。その代わり各所に精緻な彫金が施されたヒートシンクや薄い金属シートが設置されており、
ケース全体で熱を逃がす設計になっている。熱伝導率の高い純金を惜しまず使用した贅沢な設計だ。
電源ユニット等を収めるボトム部分は最近の流行を取り入れたセパレート構造となっている。この部分は引き戸となっており、メンテナンス性も抜群だ。
ボトムスペースには十分な余裕があるため、線香の煙に弱いHDDはこちらに格納するのがよさそうだ。
それでは実際に組み上げてみよう。マザーボードは任意の位置に真鍮釘で固定できる。これによりPCのご本尊ともいえるCPUが常に中央に来るように設置できるようになっている。
仏身は光明により輝いて見えるもの。付属の金箔シートをマザーボードに貼り付けていく。光り物パーツをどう配置するかが腕の見せ所だ。
ここで問題が発生した。グラフィックボードが位牌と干渉するのだ。戒名の長い方は、位牌の高さのクリアランスを事前に調べておくことをおすすめする。
最後に僧侶に魂入れの法要をとりおこなってもらい完成だ。価格・大きさともに最上級のケースだが、子孫代々にわたって拝まれる一台となることだろう。