超映画批評『ジョーカー』90点(100点満点中)
https://movie.maeda-y.com/movie/02252.htm
> 不況風が吹き荒れるゴッサムシティ。老いて病気がちの母親と暮らしているアーサー(ホアキン・フェニックス)は、
> ピエロの扮装でサンドイッチマンをするなどして糊口をしのいでいた。
> だが彼には、緊張すると笑いが止まらなくなる持病があり、それが原因のトラブルが絶えなかった。
> いつかコメディアンになりたいとの夢を持ち、ギリギリの暮らしで踏みとどまる中、
> 福祉など彼ら親子を支えていたものは次々と失われてゆくのだった。
>
> 結論から言えば、本作は現代社会の暗喩であり、このままいけばこうなるぞという警告である。
> 具体的には「ジョーカーは一人ではない、現代はお前たちも含め、誰もがジョーカーになりゆく時代だ」と言っている。
> だから後半、群衆が同じピエロのお面をかぶる展開になるのである。
> 大事な点は、ジョーカーが彼らを率いたのではなく、大衆の積もり積もった不満が爆発する、
> そのほんのきっかけとなったにすぎないということ。
>
> しかもそれはのちにジョーカーとなるアーサー自身が意図したものですらない。
> まさに彼は、ピエロの役回りに過ぎないことに留意すべきだ。


> そして挑発的なことに、ジョーカーがボンネットに横たえられてからの一連のシーンは、
> キリストの物語を暗喩している。それは車上で彼がとるポーズを見れば一目瞭然である。
> では、悪魔は一体だれなのか?
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