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ウイグル料理店に行ったら「木の陰を売る男」という絵本があった。

砂漠のオアシス村に一本の大木があった。その木陰では村人たちが憩い、
旅人は休息をとる癒しの場となっていた。しかし村を仕切る金持ちが
木陰の使用料を取ることにしたため、村人たちは大反発。
そこで知恵者のアリが使用権を買い取り、無料に戻すと村はまた活気づいた。
金持ちも反省し、村人や使用人に優しく接するようになった、というあらすじ。

まさに資本主義を象徴するような話だ。カネかけなくても景気をよくする知恵はある。
金持ちも使用料取るよりお茶やコーヒーでも売ればよかったのに。