主翼懸架した小型増槽ごと自由落下航空爆弾とみなして
至近弾小破で挙動不安定や滑空状態での姿勢立て直しと
旋回特性のコツを掴むことこそが初等練習機の意義だし
急降下制限速度域800km/hの枯れた技術の汎用機種が
あればプロペラ機でもジェット機でも構わないのが
中等練習機の前半過程の意義そのものだよ。

戦闘空域における戦術や空中機動戦や各種兵装取扱など
中等練習機の後半過程から高等練習機までの役割とは
実戦的習熟訓練機が防災訓練のようにいざというとき
無意識的条件反射の機敏な行動出来るのかをどのように
身体に叩き込む特訓そのものだし教導団との模擬演習を
どれだけこなし場数を踏むかによって錬度が違って
来るわけだ。