神社のしめ縄「合繊」が増加 「長持ち」「労力減」 わら、ない手の確保困難に
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 年末を迎え、各地の神社では、迎春準備が進んでいる。神社の鳥居や拝殿に飾られ、門松と並んで正月ムードを演出する神祭具に「しめ縄」があるが、少しずつ、天然の稲わらから合成繊維(合繊)のものに変わりつつある。
材料の稲わら、特に太くて長いわらの調達が難しくなっていることや、しめ縄をなう技術を持つ人が少なくなったことが要因。手間とコストを考えた時に、初期費用はかかるが、複数年掲げたままにできる合繊のしめ縄が存在感を増しつつある。(丹波新聞)